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【図解】ExcelのCEILING.MATH関数の使い方とCEILING関数との違い

2026.04.04

CEILING.MATH関数は数値を指定した倍数に切り上げる関数である。四捨五入ではなく切り上げのため、元の数値よりも必ず大きくなる。CEILING.PRECISE関数とは異なり、負の数の場合の挙動を変更できるのが特徴である。

ExcelのCEILING.MATH関数の使い方が分からないという人もいるのではないだろうか。CEILING.MATH関数は値を指定した倍数に切り上げるための関数である。

本記事ではCEILING.MATH関数の使い方について解説する。CEILING.MATH関数とよく似たCEILING関数やCEILING.PRECISE関数との違いについてもまとめた。

CEILING.MATH関数とは?

CEILING.MATH関数は、数値を指定した倍数に”切り上げる”関数だ。

四捨五入ではなく切り上げるのが特徴である(元の数字よりも必ず大きくなる)。

■CEILING.MATH関数の基本的な構文

CEILING.MATH関数の基本的な構文は次のとおり。

  • =CEILING.MATH({数値},{切り上げの基準値},{モード})

{切り上げの基準値}は省略も可能だ。省略したら「1」という扱いになる。

{モード}も同じく省略可能。{モード}を指定することで、{数値}が負の数の場合の挙動を変更できる。「0または省略」の場合は、負の数を0に近づけて切り上げる。「0以外の数値」の場合は、負の数を0から離して切り上げる。

CEILING.MATH関数の基本的な使い方

CEILING.MATH関数の基本的な使い方について解説する。

CEILING.MATH関数で次の4つを行うやり方を順番に見ていこう。

  1. 1の倍数(整数)に切り上げる
  2. 5の倍数に切り上げる
  3. 負の数を5の倍数に切り上げる(0に近づける)
  4. 負の数を5の倍数に切り上げる(0から遠ざける)

■1.1の倍数(整数)に切り上げる

まず数値を1の倍数に切り上げ、つまり整数にする方法を解説する。

以下では「=CEILING.MATH(A2)」としている。

1の倍数に切り上げ

実行すると、「4.2」を「5」に切り上げることが分かる。

四捨五入ではないので「4」にはならない。

5と表示

他の行にも関数を反映させる。切り上げなので、5.1からは「6」に変わっている。

1の倍数の結果

■2.5の倍数に切り上げる

続いて、数値を5の倍数に切り上げる方法を解説する。

以下では「=CEILING.MATH(A2,5)」としている。

5の倍数に切り上げ

実行すると「16」が5の倍数に繰り上がり「20」になっている。

20と表示

他の行にも反映させると次のようになる。「21」からは「25」に繰り上がるようになる。

5の倍数の結果

■3.負の数を5の倍数に切り上げる(0に近づける)

続いて、負の数を5の倍数に切り上げる方法を解説する。

以下では「=CEILING.MATH(A2,5)」としている。

負の数の切り上げ

実行すると「-5」に繰り上げられていると分かる。

-5と表示

他の行にも反映させると次のとおり。

負の数の結果

■4.負の数を5の倍数に切り上げる(0から遠ざける)

先ほどは、負の数を切り上げたことで、0に近づく(値が増える)ようになった。

今度は、負の数を切り上げることで、0から遠ざかる(値が減る)ようにする。

以下では「=CEILING.MATH(A2,5,1)」としている。

3つ目の引数に「1」を指定すれば、負の数の場合の挙動が変更され、0から遠ざかるようになる。

負の数の動作変更

実行すると「-10」になっていることが分かる。

-10と表示

他の行にも反映させると次のようになる。

負の数の動作変更結果

CEILING.MATH関数とよく似た関数

CEILING.MATH関数とよく似た関数はいくつかある。

特に次の3つはCEILING.MATH関数ととてもよく似ている。

  1. CEILING関数
  2. CEILING.PRECISE関数
  3. MROUND関数

各関数の使い方についても詳しく説明しよう。

■1.CEILING関数

CEILING関数はCEILING.MATH関数よりも古い関数だ。現在はCEILING.MATH関数を使うことがおすすめされている。

CEILING関数の基本的な使い方は同じである。

以下では「=CEILING(16,5)」としている。

CEILING関数

実行すると、「16」が5の倍数で繰り上がり「20」になった。

CEILING関数は2つ目の引数を省略できないのが特徴だ。また、モードのオプションもないので、負の数に対する挙動を変更できない。

CEILING関数の結果

■2.CEILING.PRECISE関数

CEILING.PRECISE関数というのも存在する。こちらも基本的な挙動は同じだ。

以下では「=CEILING.PRECISE(16,5)」としている。

PRECISE関数

実行すると、まったく同じ結果が出力される。

ただし、CEILING.PRECISEもモード(3つ目の引数)を指定することができない。「=CEILING.PRECISE(16,5,1)」として、負の数の場合の挙動変更ができないということだ。

PRECISE関数の結果

■3.MROUND関数

MROUND関数は指定した倍数に数値を丸められる関数である。「切り上げ」ではなく「丸める」のが特徴である。

以下では「=MROUND(16,5)」としている。

MROUND関数

CEILING.MATH関数では「20」になるが、こちらは「15」になる。なぜなら、数値を切り上げるのではなく、近い数字に丸めるからだ。

CEILINGやCEILING.PRECISEはCEILING.MATHの下位互換とも言える関数だ。MROUNDに関してはまったく別の関数と言える。

MROUND関数の結果

まとめ

本記事ではCEILING.MATH関数とは何かについて解説した。最後にCEILING.MATH関数の使い方についておさらいしよう。

◯CEILING.MATH関数の構文

  • =CEILING.MATH({数値},{切り上げの基準値},{モード})

◯CEILING.MATH関数の使用例

  1. 1の倍数(整数)に切り上げる
    例:=CEILING.MATH(A2)
  2. 5の倍数に切り上げる
    例:=CEILING.MATH(A2,5)
  3. 負の数を5の倍数に切り上げる(0に近づける)
    例:=CEILING.MATH(A2,5)
  4. 負の数を5の倍数に切り上げる(0から遠ざける)
    例:=CEILING.MATH(A2,5,1)

CEILING.MATH関数は、値を任意の倍数に切り上げる関数だ。CEILING.PRECISE関数とほぼ同じだが、「負の数のときの切り上げ方」を変更できる点が異なる。

関連記事:Excelで四捨五入を行なうには?覚えておくと便利な「ROUND関数」の使い方

構成/編集部

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