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これは便利!ExcelのMAXIFS関数を使って条件に合うデータの中から最大値だけを抽出する方法

2026.03.29

MAXIFS関数は、条件に合うデータの中から最大値を返す関数である。単一条件だけでなく、複数条件や日付条件にも対応できるため、実務での分析効率を大きく高められる。

Excelで「条件に合うデータの中から最大値だけを抽出したい」と感じたことはないだろうか。そのようなときに役立つのがMAXIFS関数である。

本記事では、MAXIFS関数の基本的な使い方から書式、複数条件の指定方法、実務での活用例、エラー対処法までを体系的に解説する。初心者でも理解できるよう具体例を交えながら説明していこう。

MAXIFS関数とは

まずは、MAXIFS関数とはどのようなものか、またMAX関数と何が違うのかについて見ていこう。

■MAXIFS関数の概要

MAXIFS関数は、条件を満たすデータの中から最大値を返す関数である。単なる最大値ではなく、「特定の条件に合致したデータ」に限定できる点が最大の特徴だ。

Excel 2016以降のバージョンに導入された機能で、SUMIFSやAVERAGEIFSと同じIFS系関数に分類される。

■MAX関数との違い 

MAX関数は単純に範囲内の最大値を求める関数である。一方、MAXIFS関数は条件を付けられる点が大きな違いだ。

MAX関数が単純に範囲内の最大値を求める関数であることを示すサンプル表の画像

MAX関数で売上列を指定すると200が返る。しかし、「営業部のみの最大売上」を求めたい場合はMAXIFS関数が必要になる。

MAXIFS関数の書式と基本的な使い方

ここでは実際の書式と入力方法を確認する。まずは最も基本的な単一条件から理解するとよい。 

■基本書式

=MAXIFS(最大範囲, 条件範囲1, 条件1, …)

  • 最大範囲:最大値を求めたい数値範囲
  • 条件範囲:条件を判定する範囲
  • 条件:絞り込み内容

条件範囲と条件は必ずセットで指定する点が重要である。

■単一条件で最大値を求める

部署別の売上表の画面

部署別売上表から「営業部」の最大売上を求めてみる。

MAXIFS関数を用いて、部署別売上表から「営業部」の最大売上を求める画面

=MAXIFS(B2:B5, A2:A5, “営業部”)

実務での活用シーン

MAXIFS関数は実務でこそ真価を発揮する。 ここでは具体的な活用シーンを紹介しよう。

■営業分析への活用

部署別の最高売上や担当者別の最大契約数を抽出できる。

担当者が田中の最大売上を求める画面

田中の最大売上

=MAXIFS(C2:C5, A2:A5, “田中”)

部署別の分析も同様である。会議資料作成時に瞬時にピーク値を抽出できる。

■在庫・販売管理への応用 

商品別最高販売日やエリア別ピーク売上の抽出も可能だ。

商品Aの東京エリアの最大売上を求める画面

商品Aの東京エリア最大売上

=MAXIFS(C2:C5, A2:A5, “商品A”, B2:B5, “東京”)

複数条件を使えば、より具体的な分析が可能になる。

複数条件の指定方法を理解する

複数条件での抽出はニーズが高い。実務で活用するためには、しっかり理解しておこう。

■複数条件の指定ルール 

  • 条件範囲と条件は必ずセット 
  • 最大126組まで指定可能 
  • 基本はAND条件で抽出される

条件は左から順に評価されるが、順番そのものは結果に影響しない。

■商品×担当者の最大売上を求める

「商品A」かつ「田中」の最大売上を求める。

「商品A」かつ「田中」の最大売上を求める画面

次の式を入力

=MAXIFS(C2:C5, A2:A5, “商品A”, B2:B5, “田中”)

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