JR東日本グループは、新たなグループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げる〝ヒト起点のマーケットイン〟の実現に向けて、新しい新幹線予約サービス「JRE GO(ジェイアールイー・ゴー)」を2026年秋頃に開始すると発表した。
既存サービスの「えきねっと」を初めて使う場合、予約完了までに平均十数分を要していた。乗車日当日の予約が半数を占める新幹線利用では、これが大きな障壁であったが、JRE GOではこの予約体験を刷新。同社では「迷わず最短1分で予約できる体験(※)」の実現を掲げている。
※ 購入条件や操作のスピードにより、購入に必要な時間は異なる。
「えきねっと」からJRE GOへ
「えきねっと」は現在、1000万人を超える利用があるが、2001年のサービス開始以来、「会員登録に時間がかかる」「列車の比較に手間がかかる」「直前の予約変更が難しい」「サイトの操作が重く(遅く)感じる」といった、改善を求める意見を数多く寄せられていた。
そこで同社では、これらの声に応えるべく、全く新しい発想のもと、顧客のニーズに即応することを目指す新しい予約サービス、JRE GOをスタートさせる。

JRE GOで実現する新たな予約体験
新しい新幹線予約サービスJRE GOでは、最短1分で新幹線を予約できる体験を実現する。
■利用開始手続きを21ステップから最短4ステップに簡略化

新幹線を利用する顧客のおよそ半数は、年に1~2回程度の利用であり、かつ時間的猶予の少ない乗車日当日の予約が多くを占めている。「えきねっと」では、利用開始時に多くのステップが必要であったが、JRE GOは、利用開始手続きを21ステップから最短4ステップに簡略化。初めての人でもすぐに使い始めることができる。
■繁忙期でも乗りたい列車がすぐ見つかる

「えきねっと」では、検索結果に表示される列車数が3本に限られているため、特に繁忙期には、ユーザーが希望する条件で空いている列車を探すのに、画面を何度も行き来する必要があった。
これに対してJRE GOでは、1度の検索で対象区間の全列車を表示。シートマップで号車・座席位置・併結(はやぶさ/こまち 等)も同時に表示することで、すぐに希望の列車を見つけられるようになった。
■急な予定変更にも、すぐ対応できる

新幹線の利用においては、旅の予定が変更となるケースが少なくない。「えきねっと」では、予約を変更/払戻したいときに、予約を探す手間や、手続きの長さにより、乗車直前の変更が難しい場合もあった。
これに対してJRE GOでは、トップ画面から直近の予約にアクセス。すぐに変更/払戻が可能になるので、急な予定変更にも安心して利用できる。
■今後の展開について
(1)JRE GOは利用客の声を反映しながら、2027年度末までに在来線チケットレス特急券の取扱いや多言語対応を目指して、継続的なサービスの拡充を進めていく。「えきねっと」は、JR東日本の基盤サービスとして、現行サービスを今後も継続して提供。その一方で、JRE GOで得られた知見を「えきねっと」にもフィードバックしながら、将来的にはJRE GOとの一体化を目指す。
(2)「Suica Renaissance」の一環として、モバイルSuicaアプリ、Welcome Suica Mobileと連携。JRE POINT会員限定の新幹線の乗り放題パスや、繁忙期や閑散期に応じたJRE POINT還元、予約不要で指定席に乗車できるサービスなど、これまでの当たり前を超えた新たな発想で「心豊かな生活」の実現に取り組んでいく。
JRE GOのサービス概要
サービス名称/JRE GO(ジェイアールイー・ゴー)
提供開始時期/2026年秋頃
■提供開始時のサービス仕様
・東北、秋田、山形、上越、北陸(東京~上越妙高まで)の新幹線各駅相互間の発売に限る。
※JR東日本エリアに限られる。また、東京~上野間発着は除く。
・普通車自由席・指定席・TRAIN DESK・グリーン車・グランクラスを予約できる。
・交通系ICカード・モバイルSuica等を紐づけて乗車する「新幹線eチケット」に限る。
・1度の申し込みで大人、小児を含む複数名の予約が可能。
・決済方法はクレジットカード決済に限定。
・「えきねっと」新幹線eチケットと同様に、自由席は割引なし、指定席は200円引き。トクだ値は取り扱いなし。
・2026年4月20日(月)より先行試用版のサービスを開始。先行試用版の利用には事前エントリーが必要。事前エントリーの方法は2026年4月にJR東日本のホームページ、および公式SNSにて告知される。
■JRE GOの操作イメージ

構成/清水眞希







DIME MAGAZINE












