「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の違いは、才能やセンスではありません。実は、脳の使い方とちょっとした習慣に秘密があるのだとか!?
「要領がいい人」は、マルチタスクをせず、優先順位をつけて一つずつ集中する――そんな脳の本質を理解し、無駄な情報に振り回されない仕組みを持っています。
本記事では、作業療法士・菅原洋平さんの著書『仕事が速い人があたりまえにやっていること 努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』から一部を再編集して紹介。努力に頼らず〝すぐやる人〟になるための40のコツについて、特に重要なポイントを解説します。
「自分とは違うタイプの戦略」をあえて試す
ただ、自分が得意な系統だからといって、いつもその方法でうまくいくとは限らないので注意しましょう。
「同時系」の人は、「これもついでにやっちゃおう」となんでも関連づけようと盛り上がってしまい、実際の作業が複雑になってしまうことも。
そんなときは、「継次系」の、ジャンル分けをして1つずつ区切る戦略が突破口になります。
たとえば、プレゼン資料をつくっているとき。
イラストを使おうと調べていたら、「同じようにイラストを使用する別の資料も一緒につくっちゃおう!」と思いついて、複数のイラストを探し出す。その結果、時間ばかりかかって目的のプレゼン資料が仕上がらなかった……。
これを、資料をつくるなら1つずつ、順番に仕上げていくという戦略にすれば仕事が速くなります。
「継次系」の人は、正確に順序立てしようとするあまり、「やることが多すぎて、なにから手をつけていいかわからない」と行き詰まってしまうことがあります。
そんなときは、「同時系」の、まず作業に手をつけてしまう戦略が解決の糸口になります。
たとえば、イベントの準備をしているとき。
必要な物品リストをつくり、くまなく情報を集めようと各メーカーの比較をしたり、値段の吟味をしたりしていたら時間がかかりすぎて、内容や段取りを決める作業ができていない。
これを、「ひとまず仮定した物品で次の工程に進んでしまい、イベント終了までをシミュレーションする」という戦略をとれば、仕事が速くなります。
「同時系の人なら継次系のやり方」を、「継次系の人なら同時系のやり方」を適度に取り入れて欠点を補完すると、より要領よく、スピード感をもって仕事ができるようになるはずです。
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いかがだったでしょうか?
「要領がいい人」は特別な才能を持っているわけではなく、脳の仕組みを理解し、ちょっとした工夫を積み重ねているだけ。
先延ばしをやめたい、集中力を高めたい、仕事をもっとスムーズに進めたい――そんなあなたに役立つヒントが詰まった一冊をぜひ書店やオンラインでチェックしてみてくださいね。
『仕事が速い人があたりまえにやっていること
努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』
菅原洋平 著/アスコム刊
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著者/菅原 洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則2.0』(自由国民社)、『すぐやる!』(文響社)などベストセラー多数。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。







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