「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の違いは、才能やセンスではありません。実は、脳の使い方とちょっとした習慣に秘密があるのだとか!?
「要領がいい人」は、マルチタスクをせず、優先順位をつけて一つずつ集中する――そんな脳の本質を理解し、無駄な情報に振り回されない仕組みを持っています。
本記事では、作業療法士・菅原洋平さんの著書『仕事が速い人があたりまえにやっていること 努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』から一部を再編集して紹介。努力に頼らず〝すぐやる人〟になるための40のコツについて、特に重要なポイントを解説します。
あなたの「情報処理タイプ」はどっち?
脳には、その情報処理の仕方に「同時系」「継次系」という大きく2つの種類があります。私たちは、両方の処理系統を使っているのですが、どちらかに偏りがあり、それが「型」となって表れます。
2つの処理系統を知ることで、自分の処理系統がすべてではなく、それが優れているわけでもないことに気づけます。さらに、自分のスタイルを手放して、自分が好まない処理系統、苦手とする処理系統を使ってみれば、新たな発見があり、「仕事が遅い人」に対する接し方、取り組み方の幅が広がります。
まずは、あなたの「型」をチェックしてみましょう。
次の7つの設問のうち、AとBどちらの数が多いでしょうか?

【Aが多かった人】
「同時系」という処理系統が優位に使われています。
同時系が優位な人の脳の中では、頭頂葉(空間イメージ)、後頭葉(視覚イメージ)という領域が頻繁に使用されます。
この場合、まず完成イメージがビジュアルでぱっと浮かび、それに向かって進みながら考える戦略を得意とします。
そして、イメージが別のイメージと合わせられたり、別の情報でイメージが飾りつけられたりするので、情報の関連づけが得意です。
冒頭の例でいえば、とある会社Aの部下が同時系です。
【Bが多かった人】
「継次系」という処理系統が優位に使われています。
継次系が優位な人の脳の中では、側頭葉(記憶の貯蔵)という領域が頻繁に使用されます。
この場合、やるべき課題を網羅して、その順序や前後関係を整理して進める戦略を得意とします。
冒頭の例でいえば、とある会社Bの部下が継次系です。
☆ ☆ ☆
いかがだったでしょうか?
「要領がいい人」は特別な才能を持っているわけではなく、脳の仕組みを理解し、ちょっとした工夫を積み重ねているだけ。
先延ばしをやめたい、集中力を高めたい、仕事をもっとスムーズに進めたい――そんなあなたに役立つヒントが詰まった一冊をぜひ書店やオンラインでチェックしてみてくださいね。
『仕事が速い人があたりまえにやっていること
努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』
菅原洋平 著/アスコム刊
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著者/菅原 洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則2.0』(自由国民社)、『すぐやる!』(文響社)などベストセラー多数。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。







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