「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の違いは、才能やセンスではありません。実は、脳の使い方とちょっとした習慣に秘密があるのだとか!?
「要領がいい人」は、マルチタスクをせず、優先順位をつけて一つずつ集中する――そんな脳の本質を理解し、無駄な情報に振り回されない仕組みを持っています。
本記事では、作業療法士・菅原洋平さんの著書『仕事が速い人があたりまえにやっていること 努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』から一部を再編集して紹介。努力に頼らず〝すぐやる人〟になるための40のコツについて、特に重要なポイントを解説します。
効果大!「先取り仮眠」
同じ失敗をなくすうえで天敵となるのが、「眠気」です。
日中に起こった眠気には、よく「15分仮眠がよい」といわれますよね。
でも、そのとおりに実践しても、眠気がずっと続いてしまうことも少なくありません。
この原因の1つは、眠気をギリギリまで我慢していること。
ぜひ、覚えておいてください。
最悪なのは、眠気のピークまで我慢してから、そのままウトウト居眠りをしてしまうこと。
これをしてしまうと、目覚めた後も頭がボーッとした状態になります。眠くなって脳波がゆっくりになった状態で眠ってしまうと、目覚めて急に脳波が速まるわけにはいかないからです。
これは、車が急に止まれない慣性の法則になぞらえて、「睡眠慣性」と呼ばれています。
そこで、おすすめの方法があります。
まだ眠くないうちに先取りして仮眠をしておくと、目覚めた後はよりスッキリできます。
「大体これくらいの時間に眠くなる」ということがわかったら、眠気を覚える前に15分程度の仮眠をしておきましょう。脳のパフォーマンスは格段に上がり、「またやっちゃった」を未然に防ぐことにつながります。
仕事中など、眠るわけにはいかない状況では、1分間、目を閉じてみるだけでも効果があります。
目を閉じれば、眠っていなくても「アルファ波」というゆっくりした脳波が出現し、スッキリした感覚をつくることができるからです。
一番やってはいけないのは、いま感じている眠気をただ我慢し続けること。
そうなると、あなたの脳のセンサーが機能不全に陥り、同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。
☆ ☆ ☆
いかがだったでしょうか?
「要領がいい人」は特別な才能を持っているわけではなく、脳の仕組みを理解し、ちょっとした工夫を積み重ねているだけ。
先延ばしをやめたい、集中力を高めたい、仕事をもっとスムーズに進めたい――そんなあなたに役立つヒントが詰まった一冊をぜひ書店やオンラインでチェックしてみてくださいね。
『仕事が速い人があたりまえにやっていること
努力に頼らず「すぐやる人」になる40の仕事のコツ』
菅原洋平 著/アスコム刊
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著者/菅原 洋平
作業療法士。ユークロニア株式会社代表。1978年、青森県生まれ。国際医療福祉大学卒業後、国立病院機構にて脳のリハビリテーションに従事。2012年にユークロニア株式会社を設立。東京都千代田区のベスリクリニックで外来を担当しながら、ビジネスパーソンのメンタルケアを専門に、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修を全国で行う。『あなたの人生を変える睡眠の法則2.0』(自由国民社)、『すぐやる!』(文響社)などベストセラー多数。テレビや雑誌など、メディア出演も多数。







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