日本企業は、中国人の需要をつかめるか
米中摩擦や不動産不況で中国はデフレ傾向にあるものの、その外食産業の規模は大きく、日本企業がまだまだ需要を取り込める可能性がある。
ただ、中国の外食産業は競争が激しく、その興亡や入れ替わりも激しい。その原因として考えられるのが、都心の地価が高すぎることだ。多くの需要が見込めないと、その家賃の高さから、事業が継続できない。また、日本でおいしいからといって必ず人気となるわけではない。日本の味をそのまま持って行っても中国人の嗜好に合わないと、需要が見込めず、撤退した日本企業も多くあり、難しい市場である。
※1元=21.4円で換算
(参考)
中国の消費者物価、3カ月ぶりマイナス-需要に弱さ – Bloomberg
日経新聞朝刊 9月22日 「中国の個人消費 将来不安で節約志向」
文/大堀貴子
キャビアを添えたフライドチキン!?アジアパシフィックのグルメトレンドで見逃せない6つの新潮流
マリオット・インターナショナルは、アジア太平洋地域における食の習慣や嗜好の変化を探る最新レポート「The Future of Food 2026(食の未来202…







DIME MAGAZINE














