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【2025年最新】iPhone 14、15、16、17無印モデル徹底比較検証まとめ

2025.11.23

iPhone 17が登場し、「過去の機種から買い替えるべきか?」を迷っている人も多いのではないでしょうか。
本記事ではiPhoneを発売当時から見つめてきてiphone利用歴17年の筆者が、実際にそれぞれの端末を揃えて実機で行った各種検証記事をもとに、iPhone 14〜17(すべて無印モデル)を多角的に比較。
カメラ・起動スピード・サウンド性能・発熱などの実機レビューとあわせて、サイズ・重量や下取り価格なども整理します。
iPhone14以降をお持ちの方で本格的にiPhoen 17への買い替えを検討をする際にぜひご参考ください。

iPhone 14,15,16,17の基本スペック

モデル発売年チップメインカメラディスプレイサイズ (mm)
縦×横×厚み
重量主な特徴
iPhone 142022A15 Bionic12MP デュアルカメラ6.1 インチ Super Retina XDR146.7 × 71.5 × 7.8172 gLightning端子・従来デザイン
iPhone 152023A16 Bionic48MP メインカメラ6.1 インチ Super Retina XDR147.6 × 71.6 × 7.8171 gUSB-C採用・Dynamic Island対応
iPhone 162024A1848MP メインカメラ6.1 インチ Super Retina XDR147.6 × 71.6 × 7.8170 g縦並びカメラ・AI補正強化
iPhone 172025A1948MP 改良センサー6.1 インチ Super Retina XDR149.6 × 71.5 × 7.95168 g軽量化・放熱性向上・再生アルミボディ
参考:https://www.apple.com/iphone/compare/

iPhone17は2022年以降のモデルでは最も軽く、iPhone14と比べると4gも軽量化されていますね。
また、iPhone14をご利用の方にとっては15以降全てですがUSB-Cケーブル対応なのは大きな変化となるかもしれないです。

カメラを比較

4機種で撮影をし、画像を比較

最初に比較したのは、カメラの性能。スペック的には上記記載のとおりですが、どれだけスペックを並べられても実際に撮影したものをみてみないとわからないもの。。。
かなり関心もある方が多いカメラ部分について、どこよりも徹底的に検証しました。

検証方法

被写体を花、鉄道、夜景(東京タワー)、料理(お寿司)で撮影、その画質を検証してみました。
花は接写を、夜景(東京タワー)はズームを行い、撮影した画像の違いなども詳細に比較します。
またAI等による加工は行わず、レンズやセンサー性能などの根本的な違いがわかるようにしました。

検証結果

夜景(東京タワー)のズーム比較

検証した結果、差が最も大きかったのは夜景(東京タワー)のズームでした。
そもそもiPhone 14はデジタルズームで5倍までとなっているので、大きく異なります。
また、iphone 15以降は光学15倍ズームが可能になってますが、繊細感がiPhone 15,16とiPhone 17では大きく異なります。もちろん他の被写体でもiPhone 17のカメラの性能が高いことがよくわかりました。

検証結果まとめ

こちらについてはやはりApple側も力を入れている部分ということもあって、iPhone17がかなり優れた性能である事がわかりました。特にiPhone 14,15とでは大きく性能の違いがわかるので、カメラを重視したい方はiPhone 17を是非ご検討ください。
詳しい検証内容をご確認したい方はこちらの記事を是非ご覧ください。

iPhone17のカメラ性能は別格か?花・鉄道・夜景・料理を4世代で徹底撮りくらべ

iPhone17がついに発表され、買い換えるべきか迷っている人も多いはず。現在、iPhone 14、iPhone 15、iPhone 16を使っているユーザーは…

インカメラを比較

インカメラについても比較してみました。スペックとしては下記でiPhone 17でかなり向上が見られた部分です。

機種 カメラ仕様
iPhone 14 12MPカメラ、f/1.9絞り値
iPhone 15 12MPカメラ、f/1.9絞り値
iPhone 16 12MPカメラ、f/1.9絞り値
iPhone 17 18MPセンターフレームカメラ、f/1.9絞り値

検証方法

室内で明るさを変えながら自撮りを行い比較してみました。
AI等による加工は行わず、レンズやセンサー性能などの根本的な違いがわかるようにしました。

検証結果

前提としてかなりiPhone 17はインカメラが進化しているのですが、暗い部屋ではより色調の滑らかさと画像荒れの少なさが顕著でした。
またiPhone 17のインカメラは「ヨコ位置自撮り」もできるようになっている点も含めて進化を感じられました。
より詳細な検証内容をみるにはこちらの記事をご覧ください。

「iPhone 17」のインカメはどこまで進化した?ガジェットライターが自撮りで14、15、16と比べてみた

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サウンド性能を比較

つづいて検証したのが、サウンド性能。iPhoneで音楽を聞いたり映画を見たりする方も多いのではないでしょうか?
こちらについても実機で聴き比べて徹底検証していきます。

検証方法

「Spotify」にある以下5ジャンル・5曲を全部iPhone内臓スピーカーと同じワイヤレスイヤホンで試聴しました。
もちろん同じ室内環境、同じボリュームで検証しました。

検証に使用した曲

■ 【EDM】マーティン・ギャリックス「Animals」
■ 【Lo-fi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)】しゃろう「ローファイ少女は今日も寝不足」
■ 【J-POP】日向坂46「お願いバッハ!」
■ 【クラシック】ドビュッシー「月の光」
■ 【ジャズ】マイルス・デイヴィス「So What」

検証結果

比較したところ、スピーカーでは新しくなるごとにかなり性能の差を感じました。新しくなる毎に音の美しさと深みが増していきました。一方ワイヤレスイヤホンではそこまで性能の違いを感じることはありませんでした。
なので、日頃スピーカーで音楽や動画を見ない方はそれほどまでサウンド性能で差はないと思います。
より詳し検証内容をご確認いただきたい方はこちらの記事をご覧ください。

「iPhone 17」のサウンド性能はどう進化したのか?直近4世代のモデルをSpotifyで聴きくらべ

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起動スピードを比較

各機種の起動スピードを実機で比較

検証方法

次は起動スピードを比較しました。比較方法としては下記2点で何秒かかったかを計測して検証してみました。
①電源オフの状態からオンに。ボタンの指を離してからAppleマークがつくまでの時間を計測
②容量の重たいゲームアプリをタップして、ゲーム画面が表示されるまでの時間を計測
※ほぼすべての端末で今回の検証に不要なアプリは入れず、ほぼ出荷状態で限りなく近い状況で検証。
※ただし、状況によって左右されることもあるので効果を保証するものではありません。

電源オフからオンへのスピード比較結果

電源オフ状態からAppleマークが点灯するまでの順位は以下のとおりでした。

順位 機種 起動時間
1位 iPhone 14 13秒52
2位 iPhone 16 14秒44
3位 iPhone 15 14秒45
4位 iPhone 17 17秒01

意外なことに、最新のiPhone 17がもっとも遅いという結果に。
こちらは搭載されているAIを処理するための負荷が影響している可能性もあります。
チップなどは処理速度が上がっても、処理する量が増えている可能性です。
ただ最も差があるiPhone 14とiPhone 17でも3秒強なので、個人的には気にならないレベルかなと思います。

アプリ起動までのスピード比較結果

データ容量が重たく、起動に時間がかかりそうなアプリ「Matchcreek Motors:カスタムカー」でアプリアイコンをタップしてから起動(ゲーム起動画面のメッセージ表示)までの時間は以下の通りでした。

順位 機種 起動時間
1位 iPhone 16 2秒81
2位 iPhone 17 3秒50
3位 iPhone 15 3秒84
4位 iPhone 14 4秒03

こちらは想定通り、おおよそ新しい端末が早い結果になりました。
それでもiPhone 16がiPhone 17より早いのは、アプリが古いモデルやiOS向けに最適化された状態などの理由が考えられます。

起動スピード検証結果まとめ

起動スピードについては過去のモデルが速い、アプリの起動は新しいモデルのほうが比較的速いという結果になりました。ただ、起動については十数秒かかるうちの3秒強なのであまり差は感じられないかもしれないです。一方アプリについては今後アプリ側のアップデート等にも寄りますが、3-4秒のうちの1秒差があるので、iPhone14,iPhone15をお使いの方からはよりスピードアップを実感できるかもしれません。
より詳細な検証内容をみるにはこちらの記事をご覧ください。

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発熱を比較

検証方法

スマホの性能をチェックするアプリ「Geekbench 6」を使用して、温度がどう上がるかを検証しました。
室温などの条件は同じにしましたので、あくまで参考値としてですが、ご参照ください。

検証結果

アプリ計測が終了後、裏返して背面の温度を計測したところ下記結果でした。

機種 最高温度
iPhone 14 32.1℃
iPhone 15 32.4℃
iPhone 16 30.6℃
iPhone 17 30.4℃

少しだけiPhone 16,17の温度が低いようでしたが大きな差はありませんでした。
より詳細な検証内容をみるにはこちらの記事をご覧ください。

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価格と下取り

購入検討時に気になるのが「今のiPhoneをいくらで下取りできるか」。Apple公式の下取り価格をもとに整理しました。

Apple公式での下取り価格(10月末現在)

モデル発売時価格(税込)下取り上限額(参考・2025年10月時点)備考
iPhone 14約119,800円〜最大 45,000円Lightning端子
iPhone 15約124,800円〜最大 67,000円USB-C初対応
iPhone 16約129,800円〜最大 74,000円AI補正搭載
iPhone 17約134,800円〜最新モデル
参考:https://www.apple.com/jp/shop/trade-in
※価格は記事を執筆した2025年10月27日現在のものです
※下取り額の見積もりは概算であり、実際の下取り額は見積もり額を下回る場合があります。

もちろん、端末の状態などにもよりますが下取りに出して少しでも安くiPhone 17を手に入れる方法も検討しても良いかと思います。

いかがでしたでしょうか?
最新のiPhoneについては周りにも出回ってきて、口コミも得やすいタイミングになったともいます。
特にカメラ周りは大きく進化を感じられるものになっているので、世界で人気なのも納得です。
ご購入の検討の方の参考になれば幸いです。

編集/吉田博明
取材・文/中馬幹弘
ガジェット・MONO・マネー編集/ライター。慶應義塾大学卒業後、野村證券にて勤務。アメリカンカルチャー誌編集長、モノ情報誌編集を歴任。iPhone、iPad登場時よりスマホ実務に携わる

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