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CHOOSECOLS関数を使って、Excelでバラバラになっているデータをひとつの表にまとめる方法

2025.11.13

FILTER関数と組み合わせると条件に合致する列のみ取り出せる

最後に、FILTER関数とCHOOSECOLS関数を組み合わせる例を紹介しよう。

FILTER関数は、条件に合致する行のみを抜き出すことが可能だ。

たとえば以下では「=FILTER(B2:D4, B2:B4>= 120000)」としている。B列のデータが120000以上である行のみを抜き出そうとしている。

FILTER関数の例

実行すると、2行目と3行目が出力されていることが分かる。

ここにCHOOSECOLS関数を組み合わせることで、「条件に合致する行の中から特定の列のみ」をさらに抜き出すことが可能だ。

FILTER関数の結果

以下では「=CHOOSECOLS(FILTER(B2:D4, B2:B4>= 120000), 1)」としている。

FILTERとの組み合わせ

実行すると、1列目のみが抜き出されていることが分かる。

このように、FILTER関数と組み合わせると、条件に合致する列のみを取り出せる。

条件に合致する列のみ

関連記事:Excelで条件付きのデータ抽出ができるFILTER関数の上手な使い方

まとめ

本記事では、CHOOSECOLS関数とはなにかについて解説した。CHOOSECOLS関数の基本的な使い方について、最後におさらいしよう。

  1. 1列目のみを出力する
    例:=CHOOSECOLS(B2:D4,1)
  2. 1列目と3列目を出力する
    例:=CHOOSECOLS(B2:D4,1,3)
  3. 1列目を2回出力する
    例:=CHOOSECOLS(B2:D4,1,3,1)
  4. 最後から1列目のみを出力する
    例:=CHOOSECOLS(B2:D4,-1)

CHOOSECOLS関数を使えば、表の中からN列目を簡単に抜き出すことができる。複数の列を抜き出すことで、新しい表を作成することも可能だ。

関連記事:Excelの参照関数って何?初心者でもわかるVLOOKUPやXLOOKUPの活用法

構成/編集部

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