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ExcelのBYROW関数を使って合計値や平均値をかんたんに算出する方法

2025.11.09

各行の計算結果に対して何らかの処理を行いたい場合は?

BYROW関数で各行ごとに集計処理を行う。その後、その結果に対して、何らかの計算処理を行う方法を最後に解説する。

SUM関数やAVERAGE関数など、計算を行う関数とBYROW関数を組み合わせることで、各行の計算結果に対して、処理を行うことができる。

以下では「=AVERAGE(BYROW(B2:D4,LAMBDA(x, MAX(x))))」としている。

まず、BYROW関数で、各行の最大値を求めている。そして、AVERAGE関数によって、各行の最大値の平均値を求めようとしている。

最大値の平均値を求める

実行すると「91」と表示された。

各行の最大値を読み取って、その平均値を出力しているということが分かる。

最大値の平均値が出力

まとめ

本記事では、BYROW関数とはなにかについて解説した。最後に、BYROW関数の基本的な使い方についておさらいしよう。

  1. 各行の合計値を求める
    例:=BYROW(B2:D4, LAMBDA(x, SUM(x)))
  2. 各行の最大値・最小値を求める
    例:=BYROW(B2:D4, LAMBDA(x, MAX(x)))
    例:=BYROW(B2:D4, LAMBDA(x, MIN(x)))
  3. 各行の平均値を求める
    例:==BYROW(B2:D4, LAMBDA(x, AVERAGE(x)))

BYROW関数とLAMBDA関数を使うことで、各行の値の集計を簡単に行える。汎用性が比較的高い関数なので、覚えておくと良いだろう。

構成/編集部

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