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カタログギフトはもう古い!?Z世代の部下が喜ぶ新しいごほうびのカタチ

2025.10.03

カタログギフトに代わるご褒美・インセンティブは何が良い?

具体的にどのようなご褒美が、Z世代には刺さるのだろうか。彼らの価値観を読み解くと、「時間」「成長」「体験」という3つの案が考えられる。

(1)特別休暇

特別休暇(半日でも可)やリモートワーク時間の拡張など、タイパを重視し、プライベートな時間を大切にする彼らにとって、「自由に使える時間」は金銭以上に価値のある報酬となり得る。

(2)未来のための成長投資

有料セミナー・研修への参加費用補助、書籍購入費のサポート、オンライン学習プラットフォーム(Udemyなど)の利用クーポン、業界カンファレンスへの参加料の会社負担。

キャリアアップへの意欲は高いが、自腹での投資には躊躇しがち。会社として、本人の成長を支援する姿勢を示すことは、エンゲージメントを劇的に高められる。

(3)心や情動を満たす体験ギフト

高級レストランの食事券、サウナやスパ施設の利用券、グランピングや音楽フェスなどのアクティビティを選べる「体験型ギフト」は、モノとして残らなくても、記憶に残り、SNSでシェアできるような特別な「体験」は、満足度が高い。SOW EXPERIENCE、Asoview!GIFTといったサービスが活用できる。

出典:SOW EXPERIENCE

部下の未来を応援する「メッセージ」としてインセンティブやご褒美を活用したい

Z世代にとってのインセンティブやご褒美は、自分の価値観(時間、成長、体験)を会社が理解し、尊重してくれているという実感そのものに繋げられると、組織品質向上につながる。

本記事でテーマにしたカタログギフトを贈る方法から、メンバーの人生を豊かにする選択肢を贈るという発想の転換が、これからの時代に求められるマネジメントであり、部下のエンゲージメントを引き出し、組織全体の活力を生み出す源泉になるともいえる。

実際にインセンティブを渡すシーンでは「あなたの〇〇という成果がチームに貢献した」など具体的な承認の言葉を添える。このコミュニケーションこそが、特別な「コト体験」となるだろう。

文/久我吉史

金融・IT・ビジネス系の記者歴20年超で、現役のビジネスパーソンでもある”複業”記者です。最近のキャリアでは、持株会社での子会社リスク管理や投資M&A関連のリスク管理を行なうリスマネ部長を務めてます。  過去の金融機関や事業会社でのIT企画・経営企画の経験も活かし、”現役”品質と”部下に読んでほしい視点”を大切にした記事制作を心がけています。もちろん最近注目しているのはAI関連のリスクです。

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