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Eightの名刺アプリで勝手につながりたくない場合の抜け道はある?

2025.11.05

Eightは名刺管理アプリであると同時に、SNS的な機能を持つ。そのため、意図しないつながりが発生するが、完全に無効化することはできない。つながりを避けるには工夫が必要だ。

Eightは、名刺をデジタル化して管理できる便利なアプリとして多くのビジネスパーソンに利用されている。紙の名刺を撮影するだけで情報を登録でき、検索や管理が容易になる点は大きな魅力だ。しかし、利用者の中には「知らない人と勝手につながってしまった」「人脈を広げる目的で使っていないのに相手とつながることになった」という戸惑いの声もある。

本記事では、Eightのつながり機能の仕組みを解説しつつ、不要なつながりを避けたい人のための現実的な回避策を紹介する。

Eightのつながり機能の仕組み

Eightは単なる名刺管理アプリではなく、人脈拡大を重視した設計となっている。そのため、名刺交換という行為をデジタル上で再現し、自動的につながりが形成される仕様がある。

■つながりが自動で発生する理由

Eightの根本的なコンセプトは「名刺管理を軸にしたビジネスネットワーク」である。名刺を互いに登録すると、システムが同じ情報を検出し、自動的につながりを構築する。この仕組みによって、従来の紙名刺では難しかった「人脈の可視化」が可能になるのだ。

結果として、利用者は過去に交換した相手の最新プロフィールや転職情報を知ることができ、情報の鮮度を維持できる。一方で、純粋に名刺を整理したいだけの人にとっては、望まないつながりが発生する点がデメリットとなる。

■無効化はできない仕様

Eightの公式サイトにも明記されているように、つながりを完全にオフにする設定は存在しない。つまり「名刺を登録する=つながりが生じる可能性がある」という前提を受け入れる必要がある。この仕様はアプリの設計思想そのものに基づいているため、利用者側の操作で完全に制御することは不可能である。したがって、Eightを利用する際は「人脈形成を前提としたアプリである」という意識を持つことが欠かせない。

名刺によるつながりを解除した場合

不要なつながりが生じた場合、ユーザーは解除を試みることになる。しかし解除にはいくつかの制約が存在するため、対応方法を理解しておく必要がある。

■名刺削除による解除

最も直接的な方法は、自分が登録した名刺を削除することである。名刺そのものを消去すれば、相手とのつながりは解除される。

登録した名刺情報の削除の手順は下記の通り

  1. ホーム画面から「連絡先」をタップ
自分のEightのホーム画面で連絡先をタップする
  1. 削除したい連絡先を選択する
削除したい連絡先を選択する画面
  1. 右上のメニューボタンをタップ
右上のメニューボタンをタップする画面
  1. 「この名刺を削除する」をタップする
「この名刺を削除する」をタップする画面

ただし、この方法では自分にとって必要な連絡先まで失われてしまう可能性がある。ビジネス上重要な相手の情報を削除すると、再度つながり直す手間が生じるため、安易な削除は避けるべきである。

■相手の情報が残るケース

一方的に自分が削除した場合でも、相手が保持している名刺情報は残り続ける仕様となっている。つまり、自分が「不要だ」と判断して削除しても、相手のEightアカウントには引き続き自分の情報が残ることがある。特に相手からのリクエストによってつながったケースでは、相手側が削除しない限り、名刺情報が残り続ける点に留意すべきである。

勝手につながりたくない場合の現実的な回避策

完全に「つながり」を無効化することはできない以上、実際に取り得るのは回避策である。以下では現実的に可能な方法を紹介する。

■登録前に名刺を精査する

最も確実な対策は、名刺をアプリに登録する前に精査することである。業務上の関係が希薄で、今後やり取りがないと考えられる相手の名刺は登録しないようにする。登録しなければ自動でつながることもない。便利さを優先してすべての名刺をスキャンしたくなるが、利用目的を考慮して慎重に取捨選択する姿勢が必要である。

■利用目的を明確にする

Eightを「人脈拡大のツール」として使うのか、それとも「単なる名刺管理アプリ」として使うのか、自分の中で明確にしておくことが重要だ。もし管理目的が中心であるなら、登録する名刺は最低限にとどめ、機能を限定的に使うべきである。逆にネットワーク構築を目的とするなら、積極的に登録しても問題はない。

■業務利用と個人利用を分ける

業務用の名刺とプライベートの人脈を同じアカウントで管理すると、思わぬつながりが生じてしまうリスクがある。法人利用と個人利用をアカウントレベルで分けることで、不要な接触を避けやすくなる。特に社外秘に関わるやり取りをしている場合や、個人的な関係を切り離したい場合には有効な手段である。

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