Slackで「明日の朝9時に投稿」はできる？覚えておきたい予約投稿の使い方ガイド

Slack予約投稿の活用シーン事例

実際にどのような場面で役立つのか、代表的なケースを紹介する。

■毎朝の定例連絡やアナウンス

「本日の予定」や「進捗報告の提出依頼」といった定型文を、前日のうちに予約しておくことで、業務開始直後に自動配信できる。管理者にとっても手間が減り、情報共有のリズムを作りやすくなる。

■プロジェクト進行のリマインダー

締切の前日や会議開始の30分前などに、自動的にリマインドを送る設定は非常に有効である。個別に声をかける必要がなくなり、進行管理がスムーズになる。

■社内イベントの告知

社内勉強会や懇親会などのイベントも、予約投稿で事前にアナウンスできる。当日の朝や数日前にリマインダーを送ることで参加率の向上が期待できる。

まとめ

Slackの予約投稿機能を活用すれば、業務効率化やチーム内のスムーズな情報共有が実現できる。ただし、タイムゾーンや誤送信などの注意点もあるため、事前の確認が重要である。公式機能に加えて外部ツールも組み合わせることで、さらに柔軟なスケジュール管理が可能になる。日常の定型連絡からプロジェクト管理まで、予約投稿を効果的に取り入れることでSlackをより有効に活用できる。

本記事の内容を以下で簡単におさらいしておこう。

• Slackで予約投稿は可能
  • 標準機能「メッセージスケジューリング」を使えば、日時を指定して自動送信できる。
  • 外部サービスを利用すれば、繰り返し投稿や条件付き送信も可能。Slackbotのリマインダー機能も応用できる。
• 予約投稿の手順（デスクトップ版）
  • メッセージを入力
  • 送信ボタン横の矢印をクリック
  • 「送信日時をスケジュール」を選択
  • 候補または「カスタム時間」を指定 → 予約完了
• 予約投稿の手順（モバイル版）
  • メッセージを入力
  • 送信ボタンを長押し
  • 「スケジュール送信」を選択
  • 日時を指定 → 完了
• 管理と編集
  • 「予約済み」タブで一覧を確認可能。必要に応じて変更や削除もできる。
• メリット
  • 業務効率化：定例連絡やアナウンスを事前準備できる
  • 最適なタイミングで共有：勤務開始時間や会議直前に合わせて通知可能
  • チームの生産性向上：情報共有の漏れ防止につながる
• 注意点
  • タイムゾーン設定を確認しないと、深夜に通知が届く恐れあり
  • 誤送信や内容修正忘れに注意。配信前の確認を習慣化する
• 活用シーン
  • 毎朝の定例連絡
  • プロジェクト締切や会議のリマインダー
  • 社内イベントや勉強会の告知

関連記事：「GoogleカレンダーやOutlookも！Slackを連携して使うと便利なアプリを探す方法」

構成／編集部