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ExcelのAREAS関数を使って特定領域の個数を求める方法

2025.12.10

AREAS関数とIF関数を組み合わせる例

最後に、AREAS関数とIF関数を組み合わせる例を紹介する。IF関数は、条件に応じて、異なる出力結果を返すことができる関数だ。

AREAS関数とIF関数を組み合わせることで、AREAS関数で領域の個数をまず求めて、その個数によって異なる出力結果を返すことが可能になる。

例をみていこう。

以下では「=IF(AREAS(A1 (A1:A5,A1:B2))>=2, “正常”,”異常”)」としている。A1のセルが、いくつの領域と重なっているかをAREAS関数で求めている。

そして、その結果に応じてIF関数で異なる出力を行っている。重なっている領域の個数が2以上なら「正常」、それ以外なら「異常」と出力しようとしている。

IF関数を使用

A1は2つの領域と重なっているので、IF関数によって「正常」と出力された。

「正常」と出力

今度は「=IF(AREAS(A3 (A1:A5,A1:B2))>=2, “正常”,”異常”)」としており、A3のセルが、いくつの領域と重なっているかをAREAS関数で求めている。

AREAS関数を組み合わせ

A3は1つの領域とのみ重なっているので、IF関数によって「異常」と出力された。

「異常」と出力

関連記事:Excelで条件に応じて異なる結果を表示させたい時に便利な機能「IF関数」の使い方

まとめ

本記事ではAREAS関数の使い方について解説した。最後に、AREAS関数を実際に使った例についてまとめた。

  1. 範囲に含まれる領域の個数を求める(1つ)
    1. 例:=AREAS(A1:B13)
    2. 意味:A1〜B13の領域の個数を求める
    3. 結果:1
  2. 範囲に含まれる領域の個数を求める(複数)
    1. 例:=AREAS((A1:B13,A15:B27))
    2. 意味:A1〜B13,A15〜B27の領域の個数を求める
    3. 結果:2
  3. 領域が重なった部分の個数を求める
    1. 例:=AREAS(A1:A5 A5:E5)
    2. 意味:A1〜A5とA5〜E5が重なっている領域の個数を求める
    3. 結果:1
  4. 指定セルに重なっている領域の個数を求める
    1. 例:=AREAS(A1 (A1:A5,A1:B2))
    2. 意味:A1がA1〜A5,A5〜B2と重なっているかを調べる
    3. 結果:2

カッコの数を間違えたり、半角スペースを適切に入れなかったりすると、エラーが出力されてしまう点には注意しよう。

構成/編集部

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