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ExcelのGESTEP関数を使って「しきい値」以上かどうかを判定する方法

2025.09.26

GESTEP関数と似た関数

最後に、GESTEP関数と似た関数を紹介しよう。

GESTEP関数と似た関数には次のようなものがある。

  1. DELTA関数
  2. EXACT関数
  3. GTE関数(Googleスプレッドシートのみ)

それぞれの関数の使い方について詳しくみていこう。

■1.DELTA関数

DELTA関数は、2つの値が等しいかどうかを調べる関数である。

以下では、「=DELTA(B2, 100)」としている。B2の値が100と等しいかを判定している。

2つの値が等しいか

B2は100ではないので、実行すると「0」が表示される。

2つの値が等しい

他の行にも関数を反映させると、「100」の場合のみ「1」が表示されることが分かる。

他の行も等しいか判定

■2.EXACT関数

EXACT関数は、2つの文字列が等しいかどうかを調べる関数である。

EXACT関数に関しては「1」or「0」ではなく、等しい場合に「TRUE」、等しくない場合に「FALSE」を返す。

以下では「=EXACT(B2,”欠席”)」としている。

2つの文字列が等しいか

B2には「欠席」と書かれているので「TRUE」を返している。

2つの文字列は等しい

他の行にも関数を反映させると、「欠席」と書かれていない場合は「FALSE」を返していることが分かる。

他の行も文字列判定

■3.GTE関数(Googleスプレッドシートのみ)

GTE関数は、特定の数値が設定した値(しきい値)以上かどうかを判定する関数だ。しきい値以上なら「TRUE」、そうでないなら「FALSE」を返す。

GESTEP関数とほとんど同じ仕様だが、「1」or「0」ではなく「TRUE」or「FALSE」な点が異なる。また、Excelでは使えず、Googleスプレッドシートでのみ使える点も特徴だ。

以下では「=GTE(B4, $B$1)」としている。

GTE関数の使用

B4は「93」なので、実行すると「TRUE」が返される。

GTE関数を実行

他の行にも関数を使うと次のようになり、80未満なら「FALSE」を返すことが分かる。

他の行にもGTE関数

まとめ

本記事ではGESTEP関数の使い方について解説した。最後にGESTEP関数の基本的な構文と使用例についておさらいしよう。

  1. 構文:=GESTEP({数値}, {しきい値})
  2. 使用例:=GESTEP(A1, 80) ※A1の値が80以上かを判定する。

また、GESTEP関数と似た関数には次のようなものがある。

  1. DELTA関数:2つの値が等しいかどうかを調べる
  2. EXACT関数:2つの文字列が等しいかどうかを調べる
  3. GTE関数(Googleスプレッドシートのみ):しきい値以上かどうかを判定する(TRUE or FALSE)

GESTEP関数を使えば、簡単にしきい値以上かを判定できる。IF関数でも同じことができるが、こちらの方がシンプルなので、状況に応じて使い分けよう。

構成/編集部

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