個人で実践できるリスキーシフト対策方法

集団の雰囲気に流されてリスキーシフトが起きてしまう状況でも、個人の工夫次第で冷静な判断を保つことは十分可能です。最後に、個人で実践できる対策方法を紹介します。
■自分の意見を明確にする習慣をつける
集団での議論に流されないためには、話し合いの前に自分の考えを明確にしておくことが重要です。
まず、議題について一人で考える時間を確保し、自分なりの結論を紙に書き出しましょう。「なぜそう思うのか」「他にどんな選択肢があるか」と繰り返し自問することで、表面的な感情から離れて本質的な判断ができるようになります。
さらに、自分の意見をメモに残し、手元に置いておくことをおすすめします。集団の雰囲気に飲まれそうになったとき、このメモが冷静さを取り戻すきっかけとなるでしょう。
■異なる視点を取り入れるための情報収集をする
多角的な視点から情報を収集することは、リスキーシフトを避けるために欠かせません。
情報をうのみにせず、「この情報は誰が発信したのか」「どんな意図があるのか」を常に考える癖をつけましょう。メリットだけでなく長期的なリスクも確認し、表層情報にとどまらず背景事情も調べる必要があります。
また、異業種や世代の異なる同僚の意見を聞くことも有益です。一つの部署だけでは気付けない盲点を発見でき、より客観的な判断材料を得られるでしょう。さらに、反対意見を積極的に探す姿勢も大切です。
リスキーシフトは職場や日常生活でも発生する

集団で判断する際に、より冒険的な選択をしてしまう現象を『リスキーシフト』と呼びます。個人であれば冷静に判断できることでも、特定の条件が整うとハイリスクな決定をしやすくなります。
リスキーシフトの対策をするには、集団での話し合いの際に流されないよう自分の考えをしっかり持つことや、多角的な視点から考えることが効果的です。
構成/編集部







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