北海道の道はやっぱり最高だった
北海道は涼しいというイメージは、今回見事に裏切られたが、キャンプサイトの朝夕は涼しくて快適だった。道路についての印象は交通量が少なく、信号も少なく、脇道や交差点も少なく走りやすい。面白いかどうかは別として直線道路が多く、クネクネ道は少ないため距離を稼ぎやすい。日中は34度になることもあり、体がバテてしまい思ったより走行距離は伸びなかった。
R1300GSのACCをセットすれば、速度をキープして走れるためすこぶるラクなのだが、突然のコーナーでブレーキングをしないと、そのままの速度でコーナリングに挑戦となる。ブレーキングすればACCは瞬時に解除されるため違和感なく走行できた。サスペンションはロードが乗り心地重視で心地よかった。ダイナミックでも硬すぎるという印象はなくダイレクト感が強まって路面からの情報が素早く伝わってくる。洞爺湖の外周や知床峠などはダイナミックモードで走ると145馬力のパワーを活かしてアクセルをグイグイ開けられた。
北海道のキャンプ場はピーク時でもバイクでフリーサイトにテントを張るのであれば、予約なしの飛び込みでも泊まれる可能性が高い。上富良野で人気の「日の出公園オートキャンプ場」はラベンダーフェスタ開催中は満員になったようだが、最終日は予約なしでもテントサイトを確保できた。