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BMWのアドベンチャーバイク「R1300GS」で駆け抜ける、北海道10日間ソロキャンプの旅

2025.08.16

北海道の道はやっぱり最高だった

北海道は涼しいというイメージは、今回見事に裏切られたが、キャンプサイトの朝夕は涼しくて快適だった。道路についての印象は交通量が少なく、信号も少なく、脇道や交差点も少なく走りやすい。面白いかどうかは別として直線道路が多く、クネクネ道は少ないため距離を稼ぎやすい。日中は34度になることもあり、体がバテてしまい思ったより走行距離は伸びなかった。

R1300GSのACCをセットすれば、速度をキープして走れるためすこぶるラクなのだが、突然のコーナーでブレーキングをしないと、そのままの速度でコーナリングに挑戦となる。ブレーキングすればACCは瞬時に解除されるため違和感なく走行できた。サスペンションはロードが乗り心地重視で心地よかった。ダイナミックでも硬すぎるという印象はなくダイレクト感が強まって路面からの情報が素早く伝わってくる。洞爺湖の外周や知床峠などはダイナミックモードで走ると145馬力のパワーを活かしてアクセルをグイグイ開けられた。

北海道のキャンプ場はピーク時でもバイクでフリーサイトにテントを張るのであれば、予約なしの飛び込みでも泊まれる可能性が高い。上富良野で人気の「日の出公園オートキャンプ場」はラベンダーフェスタ開催中は満員になったようだが、最終日は予約なしでもテントサイトを確保できた。

結局2時間遅れで苫小牧港に到着。到着日に359km走って弟子屈まで行くという大胆な計画は諦めて「オートリゾート苫小牧 Arten」にテントを張る。バイクをテントサイトのすぐ近くに駐められるので非常に便利だった。1泊1100円、露天風呂のある天然温泉「ゆのみの湯」に隣接、600円で入浴できる
モノシェルターは立派に役割を果たしてくれたが、生地が加水分解気味でベタベタするため今回限りで引退となった。雨にも風にも強いので寝るときに天井が低くても平気な人にはおススメ。狭いので荷物はあまり置けない
カセットコンロ用ボンベが使えるスリムなコンロをメスティンに入れて、ドリップ式のコーヒーを飲めるセットを持参。料理にも挑戦したが米が焦げた
「Insta360 X5」の見えない自撮り棒で撮影した知床横断道路、動画のキャプチャー。この製品も独立した記事でレポート予定
知床峠の駐車場。実は「岩尾別温泉 三段の湯」という露天風呂に行く予定だったのだが、曲がる道を見落としてしまい知床食堂に目的地を変更した
羅臼の「知床食堂」のカニとウニ丼は4300円。純粋なウニ丼は5500円で、これはさすがに高いと思ったのでパス。インスタ映え重視でなければウニ・イクラ丼の方がおススメだ。ウニはバフンウニでとろける食感だった
「日の出公園オートキャンプ場」に到着。フリーサイトは1泊1000円。コインシャワー、コインランドリー、売店、自販機あり。直火禁止だが耐熱シートと焚き火台を使えば焚き火可能、薪も販売している
「ラベンダーフェスタかみふらの2025」でライトアップされた日の出公園の展望台付近。入園無料、キャンプ場から直接行ける道がある
「日の出公園オートキャンプ場」は芝生のキャンプ場で、2泊以上する場合は芝を保護するためテントの場所を移動するというルールがある。富良野や六郷、美瑛にも近く連泊するライダーも多い
早起きして「ファーム富田」のラベンダー畑などを見学。入園も駐車場も無料だが、駐車場の利用は営業時間内とあるので、今期は8時半からということになる。カフェも開く時間なので朝食にもいいタイミングかも
何かと話題の「青い池」を目指す。「四季彩の丘」は混雑していたのパス。私は「神の子池」の方が好きだが最後に林道があるので今回は見送った
「青い池」は駐車場が広いところがいい。有料だがバイクは100円で事前清算できる。R1300GSの取り回しを考えると、観光ポイントの駐車場がフラットで広いことが重要になってくる
知人に紹介してもらった「里農園」にて富良野メロンを注文。帰路は初めての未舗装路だったが、不安なく走行できた。モードを切り替えるのを忘れてロードのままで走っていた
フラットダートの砂利道で走った感じは舗装路と変わらない。ソロでなければもっと広いダートを走ってみたいのだが、今回はオフロードは封印
ソロキャンプの最後は「仲洞爺キャンプ場・来夢人の家」に決めた。夕日が見えるフリーサイトが有名だが、ウオシュレットとエアコン付きのトイレも素晴らしい。源泉かけ流し温泉と食堂「旅と人」もある。フリーサイトは700円、温泉は450円。駐車場は基本砂利だが、舗装された所も利用可能
日中は暑かったキャンプサイトも夕方になると涼しくなった。天候にも恵まれ目の前の湖面に夕日が落ちる様子も見られた。苫小牧港まで約100km、1時間30分ぐらいの距離なので最終宿泊地として最適なのだ
「縄文蝦夷鹿ラーメン」はエゾ鹿のロースとチャーシューが味わえるユニークなラーメンで、クセがなく食べやすい。次回は「エゾ鹿スパイスカレー」も食べてみたい。テイクアウトできキャンプサイトでも食べられる

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