手持ちの装備でソロキャンプ
「BMW R1300GS」の左右のパニアケースを使えば、運べる荷物は60Lにもなる。ドゥカティでのキャンプツーリングに使っていたアタックザックの容量が45Lだったので、ここに入っていた装備はすべて収まるはずだ。かさばるのでテントはやめて、モンベルの非自立型シェルターを使っている。ポールは収納時43cmでペグを2本使うだけで立てられる。あとかさばるのはインフレーターマットに、シュラフ、椅子、レインギア、防寒着、下着ぐらいだ。撮影機材は動画のみでモバイルバッテリーに充電器、ガスコンロにカセットボンベ、メスティン、カップ、水筒、洗面用具、熊よけスプレーに釣りセットまで詰め込んだ。入れたつもりで忘れたのがサングラスだった。
パニアケースはバイクから外して持ち歩けるのだが、重いし面倒なので付けたままにして、大きめのスタッフザックと折りたためるデイパックに入れて荷物を運ぶことにした。特に往復のフェリーは出航すると下船までバイクが止めてあるエリアは閉鎖されるため忘れ物のないように持ち出しセットを作っておく必要がある。結局、私はパニアがありながら、20Lのバックパックを背負って出かけることを選んだ。カッコ悪いかどうかは脇においても、今回の北海道の暑さを考えると空身の方が涼しかったに違いない。