CEATEC 2026は、日本最大級のテクノロジー総合展として、AIやIoT、半導体などの最先端技術が集結するイベントです。2025年のテーマは「Innovation for All」で、社会課題解決に向けたAXやDXの最新動向が示されました。2026年は10月に幕張メッセでの開催が有力視されており、未来社会を体感できる場として注目されています。
目次
子どもの頃、夢中になった未来の世界が、今、現実になり始めています。スマホやAIが当たり前になった現代、私たちは最新テクノロジーによる新しい社会を創りだそうとしています。
その最前線を肌で感じられるのが、日本最大級のテクノロジー総合展「CEATEC 2026」です。
かつてのエレクトロニクスショーが進化し、現在はAIやIoT、半導体といった最先端技術の祭典となっています。
2025年に開催された「CEATEC 2025」のテーマは「Innovation for All」でした。
つまり、テクノロジーが私たち一人ひとりの暮らしを、そして社会全体をどう変えていくのか、その具体的な「未来の形」が、この秋に幕張メッセに集結します。
まるで、子どもの頃に熱中して図鑑で見た未来の世界が、手の届くところまで来ているような、そんなワクワクする感動が、CEATECには詰まっています。
仕事や家庭に忙しい今だからこそ、少し立ち止まって、次代の変化の波を肌で感じてみませんか? CEATEC 2026で、あなたの未来への扉を開いてみましょう。
CEATEC 2026って何? 知っておきたい基礎知識
CEATEC(シーテック)は、日本最大級のテクノロジー総合展です。
その概要を確認してみましょう。
■Q.CEATECって何?
A.CEATECは、最新のAI技術やIoTソリューション、電子部品、半導体などの先端技術が集結し、その活用方法や未来像が示されます。
会場には国内外の経営層や政府関係者、イノベーター、さらには次代を担う学生まで、幅広い層のキーパーソンが来場します。
そのため、出展企業間での連携はもちろん、新たなビジネスチャンスや共創が生まれやすい環境が整備されています。
■Q.CEATEC 2025の開催テーマは何だった?
A.CEATEC 2025の開催テーマは、「Innovation for All」(イノベーション・フォー・オール)でした。特定の業界や分野、国や地域に限らず、すべてのひとびとに恩恵をもたらすイノベーションを追求するという、CEATECの目指す根本的な理念が示されています。
展示会では「Innovation for All」をテーマとして、AI Transformation(AX)を多角的に紹介。テクノロジーがどのようにして社会課題の解決に貢献できるか、その具体的な道筋が示されます。
■Q.CEATEC 2026の開催予定日と開催場所はどこ?
A.CEATEC 2025は、2025年10月14日(火)から10月17日(金)までの4日間で開催されました。開催時間は毎日10時から17時までです。
開催場所は、千葉県千葉市美浜区にある幕張メッセでした。

CEATEC 2026は、2026年10月13日(火)から10月16日(金)までの4日間で開催される可能性が高いです。
2025年まで入場は無料でした。ただし、オンラインでの事前登録を行う必要がありました。
CEATECの過去の事例
長年にわたり日本のテクノロジー進化を牽引してきたデジタルイノベーションの総合展である、CEATEC。
その歴史を簡単に振り返ってみましょう。
■Q.CEATECはいつ始まったの?
A.その源流は1962年の「日本電子工業展」にまで遡ります。

「テレビ・ラジオ等の音響機器」「電子応用機器を含む無線機器」「測定器」「電子部品」の4部門で構成された展示会には207社が出展し、10日間の会期で約15万人が来場しました。
1964年の第3回から名称を「エレクトロニクスショー」に改称し、東京・晴海で行われた第25回の1986年エレクトロニクスショーには、過去最多として記録が残る、44万3500名が来場しました。

2000年には「CEATEC JAPAN」として生まれ変わり、情報・通信分野との複合展示会としての地位を確立しました。

2016年からは「CPS/IoT Exhibition」に舵を切り、IoTの基幹となる電子部品やデバイスから完成品、実装される機器、それらを活用するさまざまなサービスまでが一堂に会する、「Society 5.0」の実現を目指す展示会となっています。

■Q.CEATEC AWARDの目的とは?
A.CEATEC AWARDは、特にイノベーション性が高く、優れていると評価された出展製品・技術・サービスに授与される賞です。

総務大臣賞、経済産業大臣賞、デジタル大臣賞といった大臣賞は、デジタル社会の進展、経済・産業の変革、豊かな社会づくりへの貢献度などを多角的に評価、授与されます。
■Q.受賞作品の特徴とは?
A.CEATEC AWARDの受賞作品は、社会課題の解決に直結する実用性と革新性を兼ね備えているかが重視されます。
例えば、2024年に総務大臣賞を受賞したViXion株式会社の「ViXion01S」は、ピント調節が困難な方のために開発された、自動ピント調整機能搭載の眼鏡型デバイスです。

高齢化や近視人口増加という社会課題への貢献が評価されました。
さらに、同年の経済産業大臣賞を受賞したシャープ株式会社の「屋外対応 A0 サイズ ePoster」は、表示時に消費電力ゼロを実現する電子ペーパーディスプレイです。

災害時のサイネージや照明としての活用にも期待されていて、サステナビリティと省エネへの貢献を示します。
2024年にデジタル大臣賞を受賞したのは、CalTa株式会社の「TRANCITY」です。

動画から3Dデータを自動生成し、インフラの維持管理や建設業のDX化を推進するデジタルツイン技術で、現場のニーズから生まれた実用性が高く評価されました。
このように、CEATEC AWARDの受賞作品は、技術的な先進性だけでなく、「Innovation for All」の理念に基づき、社会全体に恩恵をもたらすソリューションとして評価されます。
CEATEC 2026の最新動向
1962年の「日本電子工業展」を源流とし、未来のテクノロジー像を示してきたCEATEC。
2026年以降、今後の動向はどうなるのか? 確認してみましょう。
■Q.未来を形作る技術トレンドとは?
A.CEATECは、未来を形作る最先端のテクノロジーやソリューションを発信する場であり、新たなビジネスチャンスを生み出すトレンドの起点となるものです。
特に注目されるのは、AX(AI Transformation)の紹介でしょう。人工知能が変革をもたらす様子が、具体的な事例とともに提示されることとなるでしょう。
そして、CEATECはテクノロジーが社会課題の解決にどのように貢献するかに焦点を当てています。
農業や海洋、働き方といった新規テーマに加え、デジタル田園都市国家構想特設パビリオンなど、800を超える企業や団体が参画し「共創」を発信します。
さらに、スタートアップや大学研究機関との連携を強化。来場者が実際に技術や製品、サービスを体験できる「未来生活の体験展示」や、業界リーダーによるワークショップも予定されており、単なる展示に留まらない深い学びと発見が得られる場となる予定です。
■Q.AIはどうなの?
A.CEATEC 2025では、未来社会を創造する中核技術として多角的にAI技術が紹介されました。
CEATEC 2024でも、「AI for All」という特別企画を設定。AIで世界を変える最前線の企業や団体が最新技術・ソリューションを発信しています。
例えば、CEATEC AWARD 2024では、日本電気株式会社が映像認識と生成AIを組み合わせた産業DX推進技術で25周年特別賞を受賞しています。

さらに、前述の通りCalTa株式会社はインフラ維持管理におけるデジタルツインソフトウエア「TRANCITY」で、デジタル大臣賞を受賞しました。
CEATEC 2026でも、生成AIの活用事例や産業DXにおけるAIの役割、そして日常生活に溶け込むAIデバイス(例えばWhiteLabが2024年に展示したソーラーパネル内蔵の、指輪型スマートデバイス『ソーラーリング』など)といった、多岐にわたるAIソリューションに触れることができるでしょう。

■Q.デジタルトランスフォーメーション(DX)はどうなる?
A.CEATECは「デジタルイノベーションの総合展」であり、デジタルテクノロジーを活用した持続可能な未来社会の実現を加速させることを目指しています。
あらゆる産業・業種でのDX推進を期しており、社会全体のDXが加速する様子を体感できるでしょう。
こちらもチェック!
WhiteLabがソーラーパネルを搭載した完全防水のスマートリング「ソーラーリング」を開発
未来の視界が手に入る!?自動でピントが合う次世代メガネ「ViXion01S」の使い勝手、デザインを徹底検証
JTが本社に呼吸するクッションと深呼吸サポートツールが体験できるスペース「呼吸する休憩所」を設置
※当記事に掲載している価格などのデータは2026年1月時点でのものです。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
文/中馬幹弘
ガジェット・MONO・マネー編集/ライター。慶應義塾大学卒業後、野村證券にて勤務。アメリカンカルチャー誌編集長、モノ情報誌編集を歴任。iPhone、iPad登場時より実務に携わる







DIME MAGAZINE











