
人は他人との関係性なしには生きていけない。しかし、人との関係構築および関係継続の上手い・下手には個人差があるものだ。
では、自分のことを「人付き合いが得意」と考えている人はどれくらいいるのだろうか?
マイボイスコムはこのほど、10代~70代の男女11,661名を対象に「人付き合い」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
人付き合いが得意な人は2割強、2015年調査より減少
「人付き合いは得意なほうか?」と尋ねたところ、「あまり得意なほうではない」が27.9%、「得意なほうではない」が22.6%となり、合計50.5%と約5割の人が人付き合いが得意ではないと考えていることがわかった。
「友人とどのようにコミュニケーションを取ることが多いか」と聞いたところ、「直接会って話す」が68.5%で最多となり、以下「LINEなどチャットアプリ・ツール」が57.6%、「メール」が36.7%、「電話で話す」が34.5%と続いた。
2015年調査と比べて、「チャットアプリ・ツール」は増加、「メール」「電話で話す」は減少傾向にあった。
「現在の人間関係に満足しているか」と尋ねたところ、「満足している」が6.5%、「まあ満足している」が35.9%で、合計42.4%と4割強の人が現在の人間関係に満足しているとわかった。
現在の人間関係に満足している理由について自由回答形式で尋ねたところ、以下のようなコメントが寄せられた。
人付き合いが昔から苦手な私でも毎日楽しく働けているのは現在の派遣先の人間関係が良好だからだと思います。(女性48歳)
満足している:人と話すことに抵抗はありません。旅行先で新たな出会いでのおしゃべりは楽しみでもあります。(女性75歳)
満足している:関係者全員と良好な関係もしくは好意的な相手というわけではないが、8割方の人とは良好な関係だと思うから。(女性32歳)
他方、現在の人間関係に満足していない理由について自由回答形式で尋ねたところ、以下のようなコメントが寄せられた。
引きこもっているつもりはないが、在宅での仕事が多く、限られた人間関係しか構築できていない。(男性64歳)
年齢を重ねるようになって人と接するのが億劫になってしまいました。(女性63歳)
会社だと仕事の話だけでいいのに、プライベートな雑談振られるのが面倒だから。(女性41歳)
<調査概要>
【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2025年7月1日~7月7日 【回答者数】11,661名
【調査結果詳細】 https://myel.myvoice.jp/products/detail/32412
出典元:マイボイスコム株式会社
構成/こじへい