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Excelの3Dマップ機能を使って地図上にグラフを作成する手順

2025.08.20

よくあるトラブルとその対処法

3Dマップは便利な機能である一方で、環境や設定によってはうまく動作しないケースもある。ここでは、よくある問題とその解決策を紹介する。

■3Dマップが表示されない

古いバージョンのエクセルやMac版では未対応なので、まずは自分のエクセルのバージョンを確認しよう。

新しいバージョンで「3Dマップ」が表示されない場合は、アドインを有効にする必要がある。

ファイル→その他→オプション→アドイン→「Microsoft Power Map for Excel」を有効にする

■地理データが正しく表示されない

都道府県名や都市名の表記ゆれがあると正しく認識されない。「東京都」と「東京」など表記を統一する必要がある。

緯度・経度を使うと正確な表示が可能なので、ケースによっては試してみるとよいだろう。

まとめ

エクセルの3Dマップ機能は、数値を地図と組み合わせて立体的に可視化できる非常に便利なツールである。とくに、地域ごとの売上分析やアンケート結果の集計など、地理に関連するデータを扱う場面で効果を発揮する。視覚に訴える資料作成をしたいのであれば、3Dマップを活用してみてほしい。

本記事の内容を以下で簡単におさらいしておこう。

  • 3Dマップとは
    • 地理情報に基づき、数値データを地図上で立体的に可視化できるエクセル機能
    • 棒グラフ・ヒートマップなどで表示可能
  • 対応バージョン
    • Windows版エクセル2016以降(Microsoft365含む)で使用可。Mac版は非対応
  • データ準備のポイント
    • 都道府県や都市名などの地理情報+数値を含む表を作成
    • テーブル形式にしておくと便利。
  • 作成手順
    • 1.表を選択し、[挿入]→[3Dマップ]→[3Dマップを開く]
    • 2.地理データと値を自動認識または手動設定
    • 3.高さ(数値)やカテゴリ(地域名)を割り当て、地図上に表示
    • 4.日付データがあれば、時間軸としてアニメーション表示も可能
    • 5.完成後はツアー保存、画像・動画形式での共有も可能
  • 活用例
    • 営業エリア別の売上分析
    • アンケート結果の分布把握
    • 行政統計の可視化など
  • よくあるトラブルと対処法
    • 機能が表示されない→アドインを有効にする
    • 地理情報が認識されない→表記ゆれを修正、緯度経度の使用も有効

関連記事:「Excelで複数のデータを重ねてひとつのグラフにまとめる裏ワザ

構成/編集部

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