
新規顧客の獲得や売り上げ目標の達成に向けて、努力を重ねる不動産・建設業の営業職。彼らは日々、どんなことに課題感を感じているのだろうか?
LINE WORKSはこのほど、不動産・建設業界に従事する営業職1062名を対象に「営業担当者の業務課題と実態に関する調査」を実施し、その結果を発表した。
営業活動の課題感
営業活動の中で「課題に感じている」業務について尋ねたところ、「他社との差別化につながる提案が難しい」(36%)、「新規のお客様を継続的に獲得できていない」(35%)が上位2項目にあがり、「社内メンバーとの情報共有・連携が不十分である」(28%)、「契約書や帳票の作成・入力業務に時間がかかっている」(23%)が続いた。
お客様への営業活動における連絡方法の実態
お客様への営業活動における連絡・案内の手段としては、「電話(個別の通話)」(86%)、「メール(個別送信)」(83%)がいずれも8割を超えた。
営業活動における連絡や案内にかけている時間については、1日あたりの平均時間は「2時間以上」(20%)、「1時間以上~2時間未満」(29%)で、全体の約半数が「1時間以上」時間をかけていた。また、平均時間は 72分であった。
打ち合わせ内容の記録方法の実態
会議やお客様との打ち合わせ内容の記録方法については、「メモ帳やノートに手書きしている」が73%で最も多く、「WordやExcelで入力している」が45%と続いた。
打ち合せ内容の整理や議事録作成にかけている時間については、1日あたりの平均時間は「2時間以上」(11%)、「1時間以上~2時間未満」(26%)で、平均時間は59分であった。
<調査概要>
・調査時期 :2025年5月8日~2025年5月12日
・調査方法 :インターネット調査
・サンプル数 :1,062人
・調査対象 :以下、1~3の条件をすべて満たす方
1 18-69歳 男女
2 不動産業または建設業の企業に勤めている方、もしくは該当業界で事業を行っている方
3 営業または販売の職種の方
※従業員人数が「1人」「わからない」を除く
出典元:LINE WORKS株式会社
構成/こじへい