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JR東日本グループが生成AIを用いた運行情報の電話自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」のサービスを開始

2025.07.19

JR東日本グループは2025年7月23日より、国内の鉄道事業者として初めて、生成AIを用いてスマートフォンアプリ操作に不慣れな乗客でも場所を選ばず、電話で列車の遅れや走行位置などの運行情報をスムーズかつ正確に知ることができる電話自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」のサービスを開始する。

さらに2025年8月1日からは、「駅における案内情報をもっとわかりやすくしてほしい」という聴覚障害者や訪日外国人客の声に応え、駅放送案内を文字化して利用者のスマートフォン等に表示するサービス「みえるアナウンス」を試行導入する。

利用客への情報提供に関する「当たり前」を超えるための取組み

JR東日本グループは、新しい経営ビジョン「勇翔2034」において、成長のための5つのエンジンの1つに「技術力の深化と進化」を掲げており、利用客への情報提供の「当たり前」を超えるために様々な取り組みを行なっている。

■運行情報の電話自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」のサービス開始

同社地方エリアの在来線を中心に展開する運行情報サービス「どこトレ」全路線において、運行情報の電話確認が可能な生成AIを用いた自動音声アシスタント「どこトレダイヤル」(050-3355-6421)を2025年7月23日よりサービスを開始する。

ガイダンスに従い利用路線や駅を音声入力すると、各路線に遅れや運転中止などが発生している場合の状況や、各駅の列車の発車時刻、遅れ、走行位置などが案内される。

※特許出願中
※「どこトレダイヤル」は日本語のみ対応。
※「どこトレ」はJR東日本の登録商標。「どこトレダイヤル」はJR東日本が商標登録出願中。

本サービスでは、音声入力内容を生成AIが解釈して「どこトレ」を参照することで、スムーズで正確な情報提供を実現した。駅係員による案内やコールセンターのオペレータ対応を求めることなく、いつでも、どこでも運行情報を取得できるようになる。

■「みえるアナウンス」の試行導入 

<概要>
「みえるアナウンス」(※)は、専用ボードにタッチ、または専用の二次元コードを利用客のスマートフォン等で読み取るだけで、駅案内放送の内容が画面に表示されるサービスだ。

放送の内容は利用客のスマートフォン等の言語設定に応じて最大13言語の表示が可能だが、今回の試行では、4言語(日本語・英語・中国語・韓国語)で表示される。

※ヤマハ株式会社が開発・提唱している「音のユニバーサルデザイン化」を実現するテクノロジー「SoundUD(Sound Universal Design)」の一環として開発された技術。「SoundUD」はヤマハ株式会社の登録商標。

<利用イメージ>

※専用の二次元コードは、駅構内に設置する専用パネル「トリガーボード」などで提供。
※試行導入時は、あらかじめ登録してある定型の駅放送案内を使用。

<試行導入駅(計12駅)>
浜松町駅、渋谷駅、赤羽駅、上野駅、秋葉原駅、鎌倉駅、平塚駅、国立駅、千葉駅、新木場駅、長野駅(新幹線改札内のみ)、東京駅(準備ができ次第試行導入を開始)

※デフリンピック会場の最寄り駅や訪日外国人客の利用が多い駅などを選定。
※2026年3月末まで試行

◎参考:どこトレの概要 

「どこトレ」とは、JR東日本グループの地方エリアを中心とする在来線58路線(BRT区間含む)、秋田新幹線、山形新幹線の列車の走行位置、運休・時刻情報などを提供するサービス。日本語、英語の2か国語に対応しており、PCやJR東日本アプリから確認できる。

「どこトレ」のサイトはこちら https://doko-train.jp/pc/

※仙台空港鉄道株式会社の仙台空港アクセス線(名取~仙台空港)、しなの鉄道株式会社の北しなの線(長野~豊野)も「どこトレ」対象路線。

関連情報
https://www.jreast.co.jp/

構成/清水眞希

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