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「残業したい人」の割合、30代と40代どっちが多い?

2025.07.18

プライベートの活動時間が圧迫される一方で、給与は増える…。そんなふうに、残業はメリットとデメリットが表裏一体だ。

では、残業を好ましいものと捉えている人はどれくらいいて、また、年代別でその多寡はどれほど違うのだろうか?

アイデムはこのほど、2025年5月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した696名を対象に「仕事探し」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

「30代以下」ではほかの年代と比べ「残業することで、より多くの仕事が経験できる」(36.3%)という回答が多い

求人に応募した人に、「残業」に関する印象や考えを聞いた(複数回答)。

年代別にみると、「30代以下」ではほかの年代に比べ「残業することで、より多くの仕事が経験できる」(36.3%)や「残業すれば、自分の気が済むまで仕事ができる」(16.9%)に多く意見が集まった。自身の成長機会ととらえる姿勢がうかがえる。また、「残業が発生してしまうことは、仕方がない」(21.9%)や「職場に人が足りていない」(22.5%)はほかの年代に比べあまり感じていないようだ。

「40代」ではほかの年代と比べ「職場に人が足りていない」(47.2%)や「残業をすると健康面に影響が出る」(22.2%)に多く意見が集まり、残業による負担感が表れた結果になった。

40代以上では、残業を「したい」「どちらかといえば、したい」の割合は30代に比べ低い

求人に応募した人に、「残業」はしたいかどうかを聞いた。前提として、残業時間分の賃金はきちんと支払われる注意書きをしている。

全体では、「どちらかといえば、したくない」が43.8%、「どちらかといえば、したい」が23.3%、「したい」が17.2%、「したくない」が15.7%となった。

希望の雇用形態別にみると、「正社員」では「したい」が32.7%、「どちらかといえば、したい」が21.8%となり、5割以上が残業に意欲的なようだ。

年代別にみると、「30代以下」では「したい」が42.5%、「どちらかといえば、したい」が20.0%となり、6割以上は残業することを厭わないようだ。一方で40代以上では「したい」「どちらかといえば、したい」の割合は減少している。スキルアップや収入増加などを目的に積極的に働きたいという層は一定数いるものの、鵜呑みにせず、労働関連法はもとより、適正な業務配分などに引き続き注意していかなければならない。

パート・アルバイトを希望する理由、「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が55.0%、「生活との両立を図りたいから」が32.4%

求人に応募した、パートまたはアルバイトを希望する人に、なぜその雇用形態を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」で55.0%、次いで「生活との両立を図りたいから」が32.4%、「すぐに働き始めたかったから」が25.3%となった。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「気楽に働きたいから」が11.4pt、「一定期間で計画的に働けるから」が10.4pt高くなった。心身に負担が少ないかたちで、期限を定めて就業したい人が女性より多いようだ。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「扶養の範囲内で働きたいから」が19.9pt、「生活との両立を図りたいから」が12.1pt高くなった。限られた範囲の中で働くことのできるスタイルを探していることがわかる。

正社員を希望する理由、「将来にわたって安定して働きたいから」が67.3%

求人に応募した、正社員雇用を希望する人に、なぜ正社員を希望するのかを聞いた(複数回答)。最も多かったのは「将来にわたって安定して働きたいから」が67.3%、次いで「自身のキャリア(仕事経験や意識・技術等)を維持・向上したいから」が44.6%、「社会保険に加入できるから」が40.6%となっている。

性別との関係をみると、「男性」のほうが「女性」よりも「興味のある仕事が正社員での募集だったから」が4.7pt高くなった。

一方、「女性」のほうが「男性」よりも「他の雇用形態より収入が得られると思うから」が29.4pt、「将来にわたって安定して働きたいから」が25.1pt、「社会保険に加入できるから」が19.7pt高くなった。特に「将来にわたって安定して働きたいから」は8割以上の正社員希望の女性が選んでおり、長期間雇用が続くことを重要と考えて正社員を希望していることがわかる。

調査・分析担当者のコメント

5月のアンケートでは、「残業」に関する内容を聞いています。残業に対する印象や考えは、年代や希望の雇用形態で様々に分かれました。「40代」ではほかの年代と比べ「職場に人が足りていない」(47.2%)や「残業をすると健康面に影響が出る」(22.2%)に多く意見が集まり、残業による負担感が表れた結果になりました。残業したいかについては、「正社員」を希望する人や「30代以下」の人で「したい」という声が他の属性より集まり、多くの業務をこなしたいという意欲がうかがえます。

<調査概要>
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2025年5月1日~5月31日の期間に『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2025年5月2日~6月5日
有効回答:696名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合がある

出典元:株式会社アイデム

構成/こじへい

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