
コロナ禍を契機にすっかり日本社会に定着した在宅勤務。通勤のストレスから解放される一方、会社のオフィスが無償で提供していたエアコンやパソコンをはじめとした家電の電気代がすべて自分負担になるので、在宅勤務になってから「毎月の電気代が高くなった」というリモートワーカーも多いのではないだろうか?
「暮らし」に関する情報メディア「LIVIKA」はこのほど、在宅勤務をしている100人を対象に電力使用量や節電意識について調査を行い、その結果を発表した。
在宅勤務「週に1~2回」が最多
在宅勤務は「週に1~2回」が最も多く約半数を占めた。現在の主流は、完全在宅より部分導入のほうが圧倒的に多いようだ。
在宅勤務により約9割が「電気代が上がった」と実感
在宅勤務により電気代が少し上がったと実感した人は75%、大幅に上がったと実感した人は10%と、約9割が在宅勤務によって電気代が上がったと実感していることがわかった。
半数が在宅勤務により月1,000円~3,000円電気代が増加したと回答
在宅勤務による電気代の増加額で最も多かったのは、「月1,000円~3,000円」で半数を占めた。次点で「1000円以下」で25%と、3000円以内の値上がりを実感している人が多いことがわかった。
在宅時間で一番使用量が多いのは「エアコン」で約7割
在宅時間で最も電力使用量が増えたと感じる家電は、約7割がエアコンと答えた。エアコンは、電気の消費量が多い家電の1つだが、在宅環境を整えるための温湿度の管理は譲れない人が多いようだ。
約7割が在宅勤務の影響でが「節電を意識するようになった」と回答
在宅勤務の影響で節電を心がけるようになった人は約7割を占めた。在宅勤務の環境を整えつつ、なるべく無駄遣いしないように心掛けている人が多いようだ。
<調査概要>
調査対象:全国の在宅勤務をしたことがある男女
調査方法:インターネット調査
調査実施者:LIVIKA編集部(自社調査)
調査期間:2025/5/18~2025/6/1
回答者数:100人
出典元:LIVIKA
構成/こじへい