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日本人の8割が寝床にデジタルデバイスを持ち込んでいることが明らかに

2025.07.11

寝る前のスマホ画面の光が睡眠の質に悪影響を及ぼすことはよく知られている。しかし、「SNSをチェックしたい」「動画を見たい」「親しい人とメッセージのやり取りをしたい」などの理由から寝床にスマホを持ち込んで、就寝する寸前まで手放せないという人も多いのではないだろうか?

サイバーセキュリティ企業のNordVPNはこのほど、「就寝時のデバイス使用」に関する調査結果を発表した。

日本人の大多数は寝床でメールチェックや動画視聴

同調査では、日本人の8割が寝床にデバイスを持ち込んでいることが明らかになった。これは調査対象国16か国の中で4番目に低い結果で、1位はメキシコとなった。日本人の大半は、寝床で使用するデバイスが1種類のみだった。

ベッドで使用されるガジェットのうち、日本人はスマートフォンを最も使用し(92%)、次いでテレビ(32%)、ノートパソコン/コンピュータ(29%)となった。

「日本人がどこにでもスマートフォンを持ち歩くことはすでによく知られていました。前回の調査では、日本に住む人の68%がトイレにまでスマートフォンを持ち込むことが明らかになりました。しかし、リラックスした環境でのスマートフォンの使用は、典型的な画面スクロールにつながるため、オンラインのセキュリティ対策や安全に利用するための行動に関して、警戒が薄れるものです」と、NordVPNサイバーセキュリティアドバイザーのアドリアヌス・ワーメンホーフェン氏は言う。

日本人が寝床ですることトップ2-メールチェックと動画鑑賞

日本人の多く(56%)がメールやメッセージを確認し、同率(56%)でYouTubeなどの動画視聴を選択していることがわかった。また、約半数の日本人(49%)が読書や音楽鑑賞を好んでいることも明らかとなった。

その他の行動として、日本人はSNSの利用(48%)と天気予報のチェック(46%)も行っていることも判明。3分の1はふとんの中でゲームを楽しみ、さらに30%はオンラインショッピングをするとわかった。

「本調査により、朝はメールやメッセージの確認、夜は動画鑑賞が、日本人には最も人気であることが示されました。くつろいでいる時には、見知らぬ人がデバイスにアクセスしたり、画面に奇妙なポップアップメッセージが表示されるなどといった、デバイス上での不審な行動に気づかないことがあります。デバイスを持って就寝すると、ハッカーと個人情報を共有するはめになるかもしれません」と、アドリアヌス・ワーメンホーフェン氏は言う。

日本人の半数以上が就寝時のデバイス使用は睡眠の質を損なうと考えている

日本人の大半(91%)が夕方から夜にかけて寝床でデバイスを使用することがわかった。そのため、半数以上(55%)が寝床でのデバイス使用は睡眠の質に悪影響を及ぼすと考えているのは驚くべきことではない。また、日本人の3分の1(33%)は、ネットサーフィンして悲観的なニュースに目を通すことが多いため、ネガティブな感情が引き起こされることもある。これがいわゆる「ドゥームスクローリング」だ。

さらに、睡眠をとる代わりに布団の中で携帯をスクロールことで時間を無駄遣いしていると感じる日本人は3分の1を超えていた。しかし、それを変えるために行動を起こす人はほとんどいなかった。

一方、すべての調査対象国の中で、日本人はパートナーとベッドを共有しているときにデバイス使用率が最も低い国のひとつでもあり、国民の3分の1に留まった。これに対して、メキシコ人、オーストラリア人、イギリス人は割合が最も高く、ベッドでパートナーの隣でくつろぎながらデバイスを使用する人が人口の半数にのぼった。

デバイスのおやすみモード未使用率は日本がトップ

日本は、調査対象国の中でおやすみモードを使用しない割合が最も高く、使用を認めたのはわずか19%となった。興味深いことに、夜に意図していたよりも長い時間ガジェットを使っていると感じている日本人は全体のたった3分の1だった。しかし、46%もの人が、自分の時間をうまく管理しており、意図した通りの時間をデバイスに費やしていると感じていた。

「おやすみモードは、より健康的なテクノロジー習慣を促進するために設計されています。しかし、多くのひとはあえてそれを利用せず、その結果、意図していたより長時間、ウェブ閲覧してしまうことがしばしばです。これでは、睡眠の質に影響を与えるだけでなく、プライバシーのリスクにもさらされます。深夜のウェブ閲覧は、衝動的な決定、たとえば浪費や詐欺広告にひっかかることにつながる可能性があります」と、ワーメンホーフェン氏は言う。

<調査方法>
調査方法:本調査はNordVPNの委託を受け、外部企業Cintにより2024年2月12日から3月4日にかけて実施された。調査対象グループは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、オランダ、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、メキシコ、日本の18~74歳(各国代表年齢)の居住者としたが、メキシコのみ例外として18~64歳。サンプルは各国のインターネットユーザーから取得した。年齢、性別、居住地についてのクオータ制が設定された。スペインとスイスからそれぞれ800人、その他各国からそれぞれ1,000人、合計15,600人が調査に参加した。

出典元:NORDVPN

構成/こじへい

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