寡婦控除でよくある質問

寡婦控除について知っていても、他の控除制度との関係性や、年齢による制限の有無など、細かな部分で迷う人も多いのではないでしょうか。最後に、よくある質問を二つ挙げて解説します。
■ひとり親控除との併用は可能?
寡婦控除とひとり親控除は同時に受けられず、両方に該当する場合はひとり親控除のみが適用されます。
寡婦控除の所得税控除額は27万円なのに対し、ひとり親控除は35万円と設定されており、多くの場合ひとり親控除が有利になるためです。
なお、寡婦控除と配偶者控除の併用は可能です。配偶者が年の途中で亡くなった場合、その年に限り配偶者控除(死亡時点で判定)と、年末時点で要件を満たしていれば寡婦控除の両方が適用されます。
■寡婦控除は何歳まで受けられる?
寡婦控除には年齢制限がなく、要件を満たしていれば年齢に関係なく適用されます。年金受給者でも、所得や扶養条件を満たせば控除を受けられます。
また、扶養親族の年齢制限もありません。例えば、70歳の女性が90歳の母親を扶養している場合でも、所得要件を満たしていれば寡婦控除を受けられます。
重要なのは年齢ではなく、所得制限です。所得金額の合計が500万円を超えると寡婦控除は適用されません。
寡婦控除の対象となる人は忘れずに申告しよう

寡婦とは、配偶者を亡くした女性、または離婚後に独身でいる女性を指す言葉です。税制上では、必要な条件を満たすことで、所得税の控除が適用されます。
また、2020年の税制改正以降、婚姻歴がなく子どもがいる人を対象に、ひとり親控除の制度が新たに設定されました。
どちらも、控除の申請は年末調整か確定申告で行うことが可能です。対象となる制度を正しく理解し、適切に活用しましょう。
構成/編集部







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