
JALは2025年7月3日から、新たに青森/仙台/小松/広島/出雲/松山/長崎/宮崎/奄美大島/宮古/新石 垣空港の11空港で「JALSMARTAIRPORT」の展開を順次開始した。
手荷物預けのセルフ化など、スマートな旅の始まりを提供
その結果、「JALSMARTAIRPORT」は すでに展開を完了している国内9つの空港(羽田/伊丹/新千歳/名古屋(中部)/福岡/大分/熊本/鹿児島/那覇)と合わせて20空港となり、これまで以上に多く利用客の快適でストレスフリーな旅の実現に寄与していく。

JALはこれまで、新しい空港の姿である「JALSMARTAIRPORT(※1)」を2020年12月から順次オープン。 洗練されたデザインによるわかりやすい導線の実現や、新しい機器の導入による手荷物預けのセルフ化など、スマートな旅の始まりを提供してきた。
※1 デジタル技術の活用によるきめ細やかなヒューマンサービスと、最新技術の活用による効率的で快適なセルフサービスにより、JALが提供する新しい空港の形。
同社は今回の発表に際して、「 これからもJALグループは、さらに安心で快適な旅をお届けできるよう、お客さまのスマートな旅をサポートし、『一歩先を行く価値』を創造してまいります」とコメントしている。
リニューアルのポイント
■手荷物引換証発行機の導入
2024年に名古屋(中部)、大分、鹿児島、熊本に先行導入された手荷物引換証発行機を導入。搭乗客が自動チェックイン機で発行した手荷物タグにバーコードリーダーを照射することで、簡単に手荷物を預 けることができるようになった。
また、自動チェックイ ン機と手荷物引換証発行機を搭乗客が搭乗手続きしやすい導線を考慮した配置とすること で、チェックインおよび手荷物預けの待ち時間が大幅に短縮される。

■チェックインカウンターのデザイン刷新・スペシャルアシスタンスカウンター設置
チェックインカウンターを洗練されたデザインに刷新するとともに、各カウンターブースの上部にデジタルサイネージを設置。手続きに関する情報をわかりやすく表示する。
また、サポートを希望する搭乗客専用の「スペシャルアシスタンスカウンター」を設置することで、すべての搭乗客が使いやすいチェックインカウンターを目指す。

■「JAL SMART AIRPORT」展開スケジュール(予定)
7月3日 長崎/宮崎空港
7月10日 青森/小松空港
7月15日 松山空港
7月18日 宮古/新石垣空港
7月25日 出雲空港
7月29日 仙台空港
8月5日 広島空港
※奄美空港は7月下旬に展開予定
構成/清水眞希