
エスエス製薬のドリエルは、世界初の“寝不足体感コントローラー”「NEBUCON(ネブコン)」を開発した。
寝不足状態でのプレイ時に起こる判断ミスや判断遅延を再現できる!
ドリエルは、睡眠を疎かにしがちなeスポーツ業界に着目し、大ヒット格闘ゲーム『ストリートファイター6』とのコラボレーションによるeスポーツ大会「SLEEP FIGHTER」の第1弾を2024年に開催。出演者には「睡眠計量」を義務づけ、基準に満たない場合は減点のペナルティを科すというルールを導入した、世界初のeスポーツ大会は大きな話題となった。
そして、2025年7月5日には新ルールを追加した「SLEEP FIGHTERⅡ」の開催も予定しているなど、eスポーツ業界に対して「能動睡眠」の重要性を発信している。
今回このeスポーツ業界に向けた取り組みとして、アーケードコントローラービルダーのPonta氏、ゲーミングデバイスブランドの Brook Gaming社とタッグを組み、“寝不足の状態”をゲームコントローラーの操作を通して再現する“寝不足体感コントローラー”「NEBUCON」を独自開発した。
「NEBUCON」は、寝不足状態でのプレイ時に起こる判断ミスや判断遅延を再現できるコントローラーで、「慢性的な6時間以下の睡眠は認知能力の低下やミス増大に繋がる」という研究結果を参考に、「ランダムモード切り替えボタン」と「寝不足モード切り替えボタン」の2つのモードを搭載。認知能力が低下すると言われる睡眠時間6時間の状態から3段階の寝不足モードが設定可能で、さらに5秒毎にボタン配置が勝手に切り替わるランダムモードも設定できる。

なお、「NEBUCON」は、6月30日夜開始のSLEEP FIGHTERⅡ各チーム顔合わせ配信にて初披露。配信内では、どぐら、板橋ザンギエフ、ドンピシャ、Shutoが実際に「NEBUCON」を体験した。また、7月5日のSLEEP FIGHTERⅡ大会会場には「NEBUCON」の試遊台が登場し、観戦者は自由に体験可能。さらに、ドリエルでは、今後様々な形で、「NEBUCON」を体験できる機会を創出していくとしている。

関連情報
https://www.ssp.co.jp/drewell/
構成/立原尚子