ChatGPTにエクセルの使い方を聞く際のポイント
ChatGPTは便利なツールだ。しかし、プロンプトの書き方で回答の精度は大きく変わる。自分が得たい回答を得るために押さえておきたいポイントを確認しよう。
■目的と状況を伝える
「売上の成績がわかる方法を教えて」ではなく、「A列に1月から6月の日ごとの売上データが入っているので、A列の売上データから月ごとの平均の値を表示して」と伝える。
■回答の条件を指定する
「抽出したデータのC列に「〇」を表示して」など得たい結果を具体的に伝える。
■思っているような回答が得られなければ再質問する
ChatGPTの回答がこちらの想定とずれている場合は、違っている箇所を指摘し、再質問する。伝わらない場合は、角度を変えて再度質問してみる。
■必ず動作確認を行う
ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限らない。もっともらしく見えても間違っていることがある。必ず動作確認をすることが重要だ。
まとめ
ChatGPTは、エクセルの操作がわからずに困っているときに助けてくれるパートナーとしての役目を果たす。的確でわかりやすく、具体的に説明してくれるので、さまざまな場面で役に立つだろう。
ChatGPTをさらに活用するには、質問の仕方が重要になる。本記事の内容を参考にして自分に合わせた利用法を身につけてほしい。
本記事の内容を以下で簡単におさらいしておこう。
- エクセルの疑問はChatGPTで解決できる
- 検索より早く、文章で質問するだけでピンポイントな回答が得られる
- 古い情報や前提違いに悩まず、効率的に問題を解決できる
- ケースに合った具体的な回答が得られる
- 条件付きの集計や絞り込みも、状況に応じて関数を提案してくれる
- エクセルの基本的な操作を聞く場合のプロンプト例
- 操作方法を質問すれば、手順を箇条書きで教えてくれる
- 関数の使い方や構文を聞く
- 関数名を指定すれば、構文・引数・使用例までわかりやすく解説
- 応用的な操作法やエラーを解決したい場合のプロンプト例
- 複雑な条件やエラーも論理的に処理し、正しい関数を提示
- ChatGPTにエクセル関数を書かせる活用法
- 条件を伝えれば、関数を自動で生成
- キャプチャ画像からの関数作成にも対応
- ChatGPTにエクセルの使い方を聞く際のポイント
- 目的・条件・結果を具体的に伝える
- 想定と違う回答には再質問。必ず動作確認する
関連記事:「【初心者向け】エクセル関数一覧|基本から実務で使える応用まで完全使い方ガイド」
構成/編集部