物理的な対策でタッチ反応を防ぐ方法
アプリや設定以外にも、物理的な方法で誤操作を防ぐ工夫がある。これらは簡単に導入でき、コストも低いため、併用することでより安心な環境を作れる。
■アクリル板を活用する
画面上に薄いアクリル板を置くことで、タッチ反応を防ぎながらも画像を視覚的に確認することができる。
■スマホ非対応の手袋を着用する
タッチパネルに反応しない手袋を着用して写し絵をすれば、意図しない挙動を防げる。
まとめ
iPhoneを用いて写し絵を快適に進めるためには、画面の適切な固定と、その周辺環境に対する細やかな工夫が不可欠である。細かい設定を組み合わせることで、より深く集中できる理想的な環境が整うだろう。
これらの方法をぜひ活用し、楽しく、そして効率的に写し絵を進めてほしい。
本記事の内容を以下で簡単におさらいしておこう。
- ガイド付きアクセスとは
- iPhoneの特定アプリ画面をロックして、誤操作を防ぐアクセシビリティ機能。
- 設定手順
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」
- 「パスコード設定」でパスコードを登録
- 画像などを開いて、ホームまたはサイドボタンを3回押す
- 「オプション」でタッチやスリープの無効化を選択し開始
- 解除方法
- ホームまたはサイドボタンを再度3回押し、パスコードを入力して終了。
- 快適に使うための追加設定
- 画面の明るさ:手動で最大に設定(設定アプリまたはコントロールセンターから)
- 自動ロックの解除:「設定」→「画面表示と明るさ」→「自動ロック」を「なし」に
- 通知の遮断:「集中モード」や「おやすみモード」をONにすることで通知を防止
- 便利なアプリ
- 「トレーシングマット」:画面固定・拡大縮小に対応
- 「Sketchbook」:画像上にレイヤー追加可能なスケッチアプリ
- 物理的な誤操作防止策
- アクリル板を画面に載せる
- タッチ非対応の手袋を使って操作防止
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構成/編集部