小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

日焼け止めを多用することによるビタミンD不足で骨粗しょう症予備軍に…解決策はある?

2025.06.25

紫外線を浴びすぎると、皮膚や目に悪影響を及ぼすことが知られているため、身近なケアアイテムとして使われている日焼け止め。しかし日焼け止めを使用することで、ビタミンDの生成が阻害されるという。

紫外線によるダメージも困るが、ビタミンD不足も困りもの。どちらかを選ぶなんて難しいと思っていたところ、ビタミンDの生成を阻害しないという日焼け止めを発見した。それが「ソーラーD」だ。日本よりも紫外線が強いことで知られるオーストラリアで誕生した日焼け止めだ。

ビタミンDが生成されないとなぜ困るのか

ビタミンDは、強い骨を維持するためや健康のために必要な栄養素だ。いくつかの食品に含まれていて、カラダが食品やサプリメントからカルシウムを吸収することを助け、強い骨を維持している。

そのほか、筋肉を動かすためや、神経が脳とカラダのあらゆる部位との間のメッセージを伝達するため、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するのにも不可欠なビタミンだ。

日本人18歳以上男女のビタミンDの1日の摂取量の目安は、9.0マイクログラムとされている。サケ、マグロ、サバといった魚やキノコ類にも含まれるビタミンDだが、食生活の欧米化もあり、これらを十分に摂取できていないケースが増加傾向にある。

さらに、日焼け止めをしっかり塗布することで、皮膚でのビタミンDの生成が、ほぼできていない状況も増えている。ビタミンDの血中濃度が、一般的に30ng/mL以上でビタミンDが充足、20~30ng/mLで不足、20ng/mLで欠乏と判定される。筆者が血液検査をしたところ、24ng/mLという結果に。

人間ドックでの骨密度の結果がD判定だったことを考えると、ビタミンDが長期にわたって不足気味だったことが考えられる。実は、紫外線アレルギーのため、日焼け止めは1年中しっかり塗って外出しているため、それが原因のひとつではないかと考えていたときに見つけたのが、ビタミンDの生成を阻害しないという「ソーラーD」だ。

ビタミンDを阻害しない「ソーラーD」とは

ソーラーD サンスクリーン SPF50+/PA++++ 100mL 4,180円/40mL 3,080円(すべて消費税込み)

「ソーラーD」は、紫外線大国であるオーストラリアから日本に上陸した日焼け止めだ。SPF50+/PA++++の日焼け止め効果に加え、独自の「UVBフィルタリング技術」を搭載している。

開発のきっかけは、ソーラーDのCEOマシュー・コレット氏がアウトドアアクティビティを幼いころから楽しんでいたにもかかわらず、ビタミンD欠乏症であったことに衝撃を受けたからだ。オーストラリアでは、安全にアウトドアの活動をするために、長袖の上着を着る・日焼け止めを塗る・帽子をかぶることが、長年にわたって推奨されている。

コレット氏も、それらを実践してきたが、ビタミンDの欠乏症であることがわかっただけでなく、同じように海沿いに住み、アクティビティを楽しむ人々の4人に1人がビタミンD欠乏症であることも判明した。

その原因が日焼け止めであると気づき、日焼け止めを安全に使用しながら自然なレベルのビタミンDを生成し続けるにはどうすればよいだろうか」と考えたことからUVフィルタリング技術につながり、「ソーラーD」が誕生したのだ。

独自の「UVBフィルタリング技術」を搭載

オレンジ色の点線のグラフがソーラーDの透過率。290nmから310nmは透過しつつ、それ以上の波長はブロックしていることがわかる。

地上に届くUVAとUVBのうち、皮膚でビタミンDを生成するのはUVBで、波長が290nmから310nmという。そこで、「UVBフィルタリング技術」は、その波長帯だけを透過させることでビタミンDの生成を可能にし、肌ダメージの原因になるほかの波長をカットする技術だ。UVBをカットする指数であるSPFは50+というのも安心だ。

持ち運びに便利なコンパクトサイズ。

SPF50+/PA++++という高いUVカット効果だけでなく、生後6か月から使えるよう香料や鉱物油不使用のほか、ナノ加工も行っていない。さらっとした使い心地で、白浮きせず、汗や水の耐性にも優れているが、石けんでオフできるというのも便利だ。40mLのスリムパッケージは、外出時にバッグやポケットに入れて持ち歩きやすい。

ビタミンDは、太陽を浴びることで、皮膚上で生成されることから「サンシャイン・ビタミン」とも呼ばれている。ただ、近年は、紫外線の害ばかりがクローズアップされ、SPFの高い日焼け止めでプロテクトすることが一般的になり、多くの人がビタミンD不足の傾向にあるという。

地域や季節にもよるが、太陽光からビタミンDを生成する時間は、15分から30分程度と言われている。食品やサプリで摂取するビタミンDに加え、紫外線を防御しすぎない工夫のひとつとして、日焼け止めの選び方や、紫外線との付き合い方を考えてみるのもよさそうだ。

・ソーラーD
https://solar-d.jp/

取材・文/林ゆり

国内の日焼け止め市場は単なる日焼け予防から美容効果を追求する方向へシフト

市場調査会社「Mintel Group」の日本法人であるミンテルジャパンは、ミンテルジャパンレポート「サンケア・トレンド – 日本 – 2024年」にて、サンケ...

見た目より涼しさ重視!?斬新すぎるベルメゾンの暑さ・紫外線対策グッズ

■連載/阿部純子のトレンド探検隊 日本気象協会の発表では、昨年の夏は統計を開始した1898年以降の夏として、2023年の記録と並び、最も暑い夏となった。そして今...

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年6月16日(月) 発売

DIME最新号は、「40代からのメンズ美容入門」!スキンケアの基礎や、白髪、薄毛、加齢臭などこの世代ならではの悩みを徹底解説。さらに、読んですぐにスキンケアを実践できるウーノの豪華2大付録つき!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。