小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

40歳のビジネスパーソン1000人に聞いた仕事の悩みTOP3、3位昇給が見込めない、2位意欲がわかない、1位は?

2025.06.18

人生も社会人生活も折り返し地点に差し掛かりつつある40歳。働き盛りであるとともに自身のキャリアを見つめ直す人も多いと思われるが、では、40歳のビジネスパーソンは「なりたい自分像」とどのように向き合い、また、理想と現実のギャップを埋めるためにどのようなアクションを起こしているのだろうか?

ヒューマンホールディングスはこのほど、企業や組織・団体に勤務している1985年生まれの男女1000名を対象に「40歳のキャリア実態と『なりたい自分』意識調査2025」を実施し、その結果を発表した。

Q1.「現在の仕事に満足している」のは、58.2%

「現在の仕事に就いて満足しているか」という質問には58.2%と、半数以上が「満足している」と回答している(「非常に満足(8.1%)」と「どちらかといえば満足(50.1%)」の合計値)。

Q2.「仕事に関する悩み」で最も多いのは「給与が低い」。「モチベーションが上がらない」、「昇給が見込めない」が続く

「仕事に関する悩み」(複数回答可)として最も多く挙げられたのは「給与が低い」(35.6%)となった。次いで「モチベーションが上がらない」(22.9%)、「昇給が見込めない」(22.5%)が挙げられていた。

収入に関する悩みが多い一方、「モチベーションが上がらない」「やりがいを感じない」など、多くの人が15年以上と思われる社会人経験の上で、現在の仕事に対して意欲が低下していると思われる様子がうかがえる。

Q3.「転職経験がある」のは62.6%で、「転職意向がある」のは60.6%

「転職をした経験(1~5回)がある」と回答したのは、62.6%となった。また、「転職の意向がある」人も60.0%(「現在転職をしたいと思っている(17.0%)」と「機会があれば転職したいと思っている(43.0%)」の合計値)にのぼり、40代での転職を考える人は多くいることがわかった。

Q4.「20代のときに想定していた40歳時点の年収額」は「500~600万円未満」が最多に

「20代のときに想定していた40歳時点の年収額」で最も多かったのは「500~600万円未満(25.8%)」で、「400~500万円未満(19.8%)」、「600~700万円未満(12.7%)」と続いた。一方、「現在の年収額」は「300~400万円未満(21.9%)」が最も多く、「200~300万円未満(16.6%)」、「500~600万円未満(16.1%)」という結果になった。最も多くの人が回答した想定と実際の年収額を比較すると、約100~200万円のギャップがあることが浮き彫りになった。

Q5.「管理職とスペシャリスト」では「スペシャリスト志向」が74.0%。理由は「管理職に向いていないから」が多数

「管理職(部下を率いて業務を指示・管理する人材)とスペシャリスト(特定の分野において高い専門性を持つ人材)では、どちらになりたいと思うか」という質問に対して、74.0%が「スペシャリスト」(「スペシャリスト(19.5%)」と「どちらかといえばスペシャリスト(54.5%)」の合計値)と回答した。

「スペシャリスト」を選んだ理由は、「管理職に向いていないから」「管理職になりたくないから」「専門性を高めたいから」の順に多く挙げられ、一方、「管理職」は、「給与が高い」「マネジメントに興味がある」「適性があると思う」「スペシャリストにはなれないから」の順に理由が挙げられた。

Q6.「40歳までに習得しておくべきスキル」は、1位「コミュニケーション」、2位「デジタル・IT」、3位「語学」

「40歳までに習得しておくべきスキル」(複数回答可)は、「コミュニケーション(33.9%)」が最も多く、次いで「デジタル・IT(30.7%)」や「AIやIoT(20.6%)」などのデジタル・テクノロジースキルが多く挙げられる中、「語学(21.4%)」が3位という結果となった。語学を習得することで業務がよりスムーズに運ぶようになると感じている人が多いのかもしれない。

Q7.「これからの時代に求められるスキル」は、1位「コミュニケーション」、2位「デジタル・IT」、3位「AIやIoT」

「40歳までに習得しておくべきスキル」に続き、「これからの時代に求められるスキル」(複数回答可)でも「コミュニケーション(40.8%)」が最多となった。

「デジタル・IT(39.8%)」「AIやIoT(32.5%)」「データ分析(31.7%)」「情報収集(29.2%)」と続き、デジタル・テクノロジーに関するスキルや、戦略立案のためのスキルが重視されながらも、仕事をする上では「コミュニケーション力」が最も重要と考える人が多いようだ。

Q8.「リスキリングに取り組んだことがある」のは23.2%で、目的は「業務スキル・知識のアップデート」

「リスキリングに取り組んだことがある」と回答したのは23.2%となった。

取り組んだことがある、また取り組みたいと思っている453名にリスキリングの目的について聞いたところ(複数回答可)、「業務スキル・知識のアップデート(39.7%)」「新しい業務スキル・知識の習得(38.0%)」「給与アップ(37.5%)」という理由が多く挙げられた。

最新のスキルや知識を得て業務に活かしたり、給与アップのためにリスキリングを行うことが多く、また、Q2の「仕事に関する悩み」では「モチベーションが上がらない」が2番目に多い結果だったが、リスキリングが「仕事へのモチベーション維持・向上」(33.1%)」に繋がる状況も垣間見える。

Q9.「仕事の忙しさ」と「金銭の不足」がリスキリングに取り組むにあたり足かせになっている

リスキリングに取り組んだことのない768名に「リスキリングに取り組む上で足かせになっているもの」について聞いたところ(複数回答可)、「仕事の忙しさ(26.8%)」と「金銭の不足(26.6%)」がほぼ同率で挙げられた。仕事との両立が大きなカギであるとともに、「リスキリングに関する知識不足(25.0%)」とあるように、条件を満たせば金銭的な補助を受けられることなどの周知によって、今後取り組む人が増えるかもしれない。

<調査概要>
[期間]2025年5月19日~5月20日
[対象] 企業や組織・団体に勤務する1985年生まれの男女
[回答数] 1000名(男性:500名/女性:500名)
[方法]インターネット調査
※調査結果の構成比は小数点2位以下を四捨五入して算出しているため、合計値は必ずしも100%とはならない。

出典元:ヒューマンホールディングス株式会社

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2025年6月16日(月) 発売

DIME最新号は、「40代からのメンズ美容入門」!スキンケアの基礎や、白髪、薄毛、加齢臭などこの世代ならではの悩みを徹底解説。さらに、読んですぐにスキンケアを実践できるウーノの豪華2大付録つき!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。