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初対面の相手と緊張せず話す方法は?

2025.06.16

初対面で緊張する原因は、会話への苦手意識や相手を知らない不安、自分を良く見せたい気持ちなど。緊張しないためには「緊張してもいい」と受け入れ、相手に伝えることで安心感を生み、自分より相手に興味を持つことで自然な会話ができるようになります。

初対面の人と会うときに緊張してしまうという人は多いのではないでしょうか。仕事関係などでは初対面の人と会う機会は多く、避けて通ることは難しいですよね。

初対面の人に緊張してしまう人がいる一方、初対面の人に対して緊張しない人もいます。緊張する人としない人との違いは何なのでしょうか?

今回は、緊張してしまう原因、そして、緊張しない方法をお伝えします。

緊張してしまうのはなぜ?

ここでは、緊張してしまう人の特徴を取り上げ、そして緊張しない人との違いをご紹介していきます。

1.会話に苦手意識がある

まず、会話に対して苦手意識があるかどうかが、緊張する人と緊張しない人の大きな違いになります。会話に苦手意識がある人は、初対面の人だけでなく、親しい人以外との会うことにも緊張してしまう場合も多いです。

会話に苦手意識を持ってしまう原因としては、話題を見つけるのが苦手だったり、会話で過去に失敗した経験があったり、無言になってしまう時間が苦痛だったりと、人それぞれ。苦手なものに取り組むときには心や体が張り詰めてしまいます。これが緊張しているという状態なのです。

会話が好きな人は、苦手意識がないので緊張状態にはなりません。相手に話題を振ったり、共通の話題を見つけることができたり、自然に振舞うことができます。

2.お互いのことを知らない

人は知らないものに対して、不安や恐怖を覚えやすい傾向にあります。初対面の相手とは、その人と会うきっかけになったこと以外、知らないことばかりです。なので、知らないという不安から緊張してしまうのです。

緊張しない人もその不安が一切ないわけではありません。しかし、それ以上に他人への興味が勝っているのです。相手のことを知りたいという思いは、相手に対して質問するなどの行動となり、それが結果的に不安を払拭することにつながっていきます。

3.自分を良く見せたい

本来の自分以上に自分を良く見せたいという思いがある人ほど、初対面では緊張しやすいという特徴もあります。自分を良く見せたい、相手に好印象を与えたいという思いが強ければ強いほど、失敗したくないという思いも比例して強くなり、それによって緊張をしてしまうのです。

一方の緊張しない人は、自分を知ってほしいというよりも、相手のことを知りたいという思いのほうが強いため、自分を良く見せたいという思いは強くありません。相手と仲良くなりたいので、自然にありのままの自分を受け止めてもらいたいと思う気持ちのほうが勝ります。

初対面の相手に緊張しない方法

初対面で相手に対して緊張しない方法をここではお伝えします。

緊張したくないと思えば思うほど、緊張してしまうもの。そうならないためには、以下のポイントを意識してみてください。

1.「緊張してもいい」と思う

まず、緊張することは悪いことではない、ということを覚えてください。緊張することで人は集中力を高めたり、いつも以上の力を発揮できたりと、メリットも多くあります。

また、初対面の相手に対して緊張してしまうことは、相手に対してや、相手と共に行うことに対しての誠意でもあります。ちゃんとしようと思うからこそ緊張してしまっているのです。

緊張することの良い部分を知り、「緊張している」自分を受け入れてください。緊張していることを受け入れることで、緊張状態に怯えることがなくなっていきます。そして、そのことが緊張状態をコントロールする第一歩となります。

2.緊張していることを最初に相手に伝える

緊張していることをいけないことと思い込んでいる人は、緊張していることを相手に隠しがちです。なぜなら、自分を良く見せたい思いがあるからです。

しかし、緊張していることを相手に伝えるほうが、緊張は和らぎます。緊張していることを相手から伝えられたとき、あなたはどう思いますか?「緊張しているのか、リラックスできるようにしたいな」など、温かい気持ちで接するように努めるのではないでしょうか。決して「恥ずかしい人」などとは思わないはずです。これは相手も同じことです。

また、相手が同じように緊張していれば、「緊張しています」という言葉は相手の緊張をほぐしてくれます。それだけでなく、同じ仲間だという安心感を与えることにもつながります。

3.自分ではなく、相手に興味を持つ

緊張してしまう人は、「好印象を与えたい」といったように、いかに自分を良く見せたいかに注目している状態です。つまり、相手に関心がない状態だと言えます。しかし、相手とうまく関係を作るためには、相手に興味を持ち、知りたいという気持ちを持って接することが大切です。自分のことではなく、相手に関心を向けることが大切なのです。

相手を知りたい気持ちがあれば、質問を行うなど、積極的なコミュニケーションが行なえるようになるでしょう。

文・構成/藤野綾子
ライター・編集者。精神保健福祉士、産業カウンセラー、EAPメンタルヘルスカウンセラー、メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種の資格を持つ。大学に通い直し、心理の国家資格取得に向けて勉強中。教育施設、就労移行施設などでカウンセラー研修、実務も続けている。

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