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仕事で叱られることは必要?謝る時の弁解は必要?髪型の変化に触れるのはセクハラ?働く人の本音調査

2025.05.16

時代背景からくる価値観のギャップやコロナ禍前後の環境の変化で、職場でのビジネスマンの立ち振る舞いも変化しているはずだ。そんな会社員が職場でどんなことをリアルに考えているか? 転職サービス『doda』などを提供するパーソルキャリアは、運営するキャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス『JobQ Town(ジョブキュータウン) 』の”はたらく個人のリアルな本音”を拾い上げる『ココだけの本音』を通じて匿名社会人ユーザーを対象に調査した内容を発表した。そこでは「叱られる経験」、「謝る際の弁解」、「髪型とセクハラ」が注目を集めるトピックスとなったという。その3つに関するデータを紹介しよう。

68%が仕事で叱られることが必要と考えている

仕事において叱られる経験は必要かという質問では、「必要派」が68.0%、「不要派」は32.0%という回答結果だった。年代別では、コロナ禍のリモートワークの推進で対面指導の機会が減少した時代に入社した世代を含む20代の必要派が100.0%だった。次いで50代が83.3%、40代が75.0%、30代が50.0%という結果だった。特に20代が必要性を感じているようだ。

必要派のコメントとしては「本当に心に響く内容は20年経っても忘れない。良い上司だったと思い出す」や「叱られた時は分からなくても、時間が経つと理解できる瞬間が訪れるため」など叱られたことは、時間が経過しても心に残っているという意見が多かった。一方で「リモートワークで仕事が見えない分、失敗かそうでないかの判断がつかない。上司から叱られてみたい」や「上司がハラスメントを気にして叱られた経験がない。将来の自分が心配になる」など若い世代は、叱られないことから生まれる不安を感じる人もいるようだ。

一方で不要派は「叱られても、納得感がなければ響かないので必要ない」や「人前で叱責したり、必要以上に怒鳴ったりするのは要らない」という意見のほかに「反省している人に叱る必要はないと思うが、反省していない人には叱ったほうが良いと思う」という意見もあった。

仕事で謝る時の弁明は80%が必要と回答

仕事における「報連相」は重要だが、ミスをした時の言動によっては上司や同僚からの評価がマイナスに働く場合もある。そこで謝る時の「弁解」の必要性について質問すると「必要派」が80.0%で「不要派」が20.0%だった。年代別では、「必要派」の最多が40代で85.7%だった一方で、「不要派」の最多が30代で60.0%だった。管理職や上司世代を含む40代から50代ほど弁解は必要と考えているが、20代と30代は不要と考えているようだ。

弁明が必要だと回答した人には、「背景と今後の改善策をセットで伝えてフィードバックをもらう過程は必要」や「謝るだけでは細部の事情が伝わらず要らぬ誤解を産む可能性がある」などのコメントがあった。さらに「相手を不快にさせないための弁解もある。令和でも必要なスキルだと思う」という意見もみられた。

弁明が不要だと回答した人の意見には、「結果のみで判断する人に弁解をすると逆効果になる場合もあるので、注意が必要」や「聞かれたら答えるでいいと思う。普段の業務態度で信頼は積み重なっているかと思うので」などがあった。さらに「謝ったうえで説明が必要であれば事情を話しても良いと思う。はじめから弁明は1番悪手」というコメントもあった。

77.0%が髪型の変化に触れるのは「セクハラだと思わない」

職場でのセクハラの境界線が曖昧なことによるコミュニケーションの難しさを感じている社会人もいると思うが、髪型の変化に触れるのはセクハラか否かという質問では、「セクハラだと思う派」が23.0%、「セクハラだと思わない派」が77.0%という結果になった。

セクハラだと思う派は、「セクハラは受け取った側の判断。だから今は口に出さないようにしている」や「好み(綺麗・かわいい・カッコい)はセクハラに該当しそうだと感じる」という意見が挙がった。一方でセクハラだと思わないと回答した中には、「見た目をほめる事もコミュニケーションの内。ただし、言い方は注意だと思う」や「相手への言い方もあるが、セクハラと捉えてしまう職場が悲しい」といったコメントがあった。さらに「感想を求められなくとも、「髪切った?」という事実確認なら該当しない」とコメントした人もおり、セクハラに関しての限度は、それぞれ捉え方が違うと感じる結果になった。

じつは叱られたいと感じている若者がいたり、管理職の世代が仕事で謝る時は弁明をしたほうがいいと思っていたりと意外な結果が出た。令和のリアルな働き方を模索している人は、今回の調査を参考にしてみるといいかもしれない。

「『ココだけの本音』4月の社会人のリアルを調査」概要

調査対象者:現在、職を持つ『JobQ Town』登録者
調査条件:全国の20代~50代の男女
調査期間 :2025年4月7日~4月30日
総投稿数 :187件
調査方法 :インターネット調査

出典
https://jobsoken.jp/info/20250507/

パーソルキャリア

構成/KUMU

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