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就寝前の深呼吸がもたらす睡眠の質を向上させる効果とは?

2025.05.15

深呼吸サポートデバイス「ston s(ストンエス)」を開発するBREATHERは、睡眠と深い呼吸の関係性を明らかにするため、ブレインスリープと「ston s」を使用し睡眠前の深い呼吸がもたらす効果について3週間にわたり共同検証した。

交感神経を優位にしてリラックス状態を作り出し、さらに睡眠の質向上に繋がる可能性があることが示唆

同検証の結果、睡眠前に深い呼吸を取り入れなかった場合と比べ、寝る前に約20分間の深呼吸サポートデバイス「ston s」を用いた深い呼吸を実践することで、副交感神経を優位にしてリラックス状態を作り出し、さらに睡眠の質向上に繋がる可能性があることが主観指標と客観指標から示唆された。なお、同検証ではGABA成分を含まない深呼吸サポートデバイス「ston s」を使用したため、この結果は深い呼吸を実践すること自体の効果であると考えられる。

■実施背景

日頃から深い呼吸の可能性に着目し、深い呼吸を習慣化させるデバイスを開発・販売するBREATHERは、サウナ浴だけではなく、睡眠における深い呼吸の可能性に着目し、同検証を行なった。同検証では、20~60代の男女20人を対象に、睡眠前に深呼吸サポートデバイス「ston s」を取り入れてもらい、深呼吸サポートデバイス「ston s」の使用有無によるアンケート調査・脳波・自律神経の観点から、深い呼吸の睡眠への影響を計測した。なお、深呼吸サポートデバイス「ston s」を用いた深い呼吸方法には、監修を行なった呼吸コンサルタントである大貫崇氏が提案する深呼吸(きほんの呼吸)を採用した。

■検証結果

・結果(1) アンケートによる主観データ

起床時の自身の睡眠を評価する心理尺度であるOSA睡眠調査票を用いたアンケート評価で、睡眠に関する主観的評価を比較した。5つの睡眠因子のうち、以下の3つの睡眠因子において、通常睡眠と比較して深呼吸サポートデバイス「ston s」を睡眠前に使用した方が、有意に点数が高いことが確認された。

Ⅰ. 起床時眠気・・起床時の覚醒度
Ⅱ. 入眠と睡眠維持・・寝つきの良さ・熟睡度
Ⅳ. 疲労回復・・起床時の疲労回復度(リフレッシュ感)

図1 アンケートによる主観データ

・結果(2) 脳波による客観データ

脳波計を用いて睡眠中の睡眠ステージの判定を行なった。その結果、通常睡眠と比較して深呼吸サポートデバイス「ston s(ストンエス)」を睡眠前に使用した方が有意に中途覚醒時間の減少、最も深い睡眠(ノンレム睡眠のステージ3(以下、S3))の割合の増加がみられた。さらに睡眠の質を左右する第1周期(黄金の90分)における最も深い睡眠(S3)の割合の増加もみられた。

図2 中途覚醒時間の量・総睡眠時間、第一周期の深い睡眠(ノンレム3)の割合

・結果(3) 自律神経による客観データ

自律神経計を用いて、就寝前30分間深呼吸サポートデバイス「ston s」使用条件は深い呼吸を実践した時点から就寝までの時間)の心拍変動(HRV)を解析した。同検証では副交感神経系の活動状態を表すRMSSDというHRVの評価指標を採用。その結果、通常睡眠と比較して深呼吸サポートデバイス「ston s」を睡眠前に使用した方が、有意に心拍変動が高いことが確認された。これは副交感神経が優位になっており、リラックス度が高いことを示唆する結果となる。

同検証ではGABA成分を含まない深呼吸サポートデバイス「ston s」を使用していることから、この結果は深い呼吸を実践すること自体の効果であり、深呼吸サポートデバイス「ston s」を使用することで、深い呼吸が促され自律神経の活動が活発となり、結果的にリラックス効果がもたらされたと考えられる。

図3 心拍変動(HRV)

■総括

副交感神経のスイッチとして、集中や弛緩を促す「深い呼吸」に着目して開発した、深くゆっくりとした呼吸を促す、深呼吸サポートデバイス「ston s」を用いた深い呼吸を寝る前に約20分間行なうことで、副交感神経を優位にしてリラックス状態を作り出し、さらに睡眠の質向上に繋がることが主観指標と客観指標から示唆された。このことから、深呼吸サポートデバイス「ston s」は深い呼吸の実践・習慣化による健康実現をサポートするデバイスとして有用であると考えられる。

【実施概要】
検証期間:2025年1~2月
被験者数:20~60代の男女20名(各条件3晩以上測定した被験者を解析対象とする)
使用製品:深呼吸サポートデバイス「ston s」(BREATHER製)※1
検証方法:「通常睡眠条件(深い呼吸を行なわない普段通りの生活)」と深呼吸サポートデバイス「ston s」使用条件(寝る前に深呼吸サポートデバイス「ston s」を用いた深い呼吸※2を約20分間実践)」の2条件にそれぞれ参加するクロスオーバー試験
測定項目:脳波、自律神経、活動量、アンケート評価(OSA睡眠調査票)※3

※1 同検証ではGABA成分を含まない、ココナッツまたはカモミールのうち好みの風味を被験者が1種選択
※2 呼吸コンサルタントである大貫崇氏が提案する深い呼吸(きほんの呼吸)
※3 睡眠感を統計的に尺度化した、日本睡眠改善協議会が提唱している一般的な睡眠評価方法

関連情報
https://www.breather.co.jp/

構成/立原尚子

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