【サイト側】「このサイトは安全に接続できません」と表示される原因
「このサイトは安全に接続できません」と表示される場合、サイト側に問題があるケースもある。他の端末からアクセスしてもこのように表示される場合、サイト側の問題の可能性が高いと言える。
原因としては次の2つが考えられる。
- SSL証明書の有効期限が切れている
- ブラウザ非対応のSSLが使われている
ひとつひとつの原因について詳しくみていこう。
■1.SSL証明書の有効期限が切れている
SSL/TLS証明書の有効期限が切れていると、正常にサイトを閲覧できなくなり、「このサイトは安全に接続できません」と表示される可能性がある。
有効期限が迫っている場合、サイト運営者はSSL証明書の更新を行わなくてはいけない。
■2.古いバージョンのSSL/TLSプロトコルが使われている
古いバージョンのSSL/TLSプロトコルを利用している場合、ブラウザによってはサイトを閲覧できない場合がある。脆弱性があり、安全に通信できない恐れがあるためだ。
この場合、サイト運営者が新しいバージョンのSSLに対応しなくてはいけない。
まとめ
本記事では「このサイトは安全に接続できません」と表示される原因と対処法についてまとめた。改めて、ユーザー側の原因として考えられるものをおさらいしよう。
- ブラウザのキャッシュの影響
- 拡張機能の不具合
- パソコンの日付設定の間違い
- セキュリティソフトの問題
また、サイト側の原因として考えられるものは次の2つ
- SSL証明書の有効期限が切れている
- 古いバージョンのSSL/TLSプロトコルが使われている
他の端末でも同様の画面が表示される場合、サイト側が原因の可能性も考えられる。逆に、他の端末では正常にサイトを閲覧できるのであれば、パソコンやブラウザの問題の可能性が高いので、キャッシュの削除などを試してみよう。
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構成/編集部