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話題の「スライサー上司」ってどんな人?部下のやる気を削る4つの言動

2026.01.09

部下のやる気や時間を削っていくスライサー上司。あなたの職場にもいるかもしれない。もしくは、あなた自身は大丈夫だろうか?スライサー上司の特徴に当てはまっていないか、振り返ってみてほしい。

パワハラのような問題は起こさないが、職場にいると困る存在。それが「スライサー上司」だ。テレビやネットでも話題に上がる言葉だが、具体的にどんな上司を指すのかわからない人も多いだろう。

本記事では、スライサー上司の特徴や問題点を詳しく解説する。具体的な言動についても紹介するので、自分の周りにいる上司、または自身の言動が当てはまらないかチェックしてみよう。

スライサー上司との付き合い方に悩む人のために対処法も紹介するので、役立ててほしい。

スライサー上司とは?

「仕事はできるけど、部下からの信頼がない」「悪い人じゃないけど、指導力には疑問が……」そんな評価をされてしまう人は、もしかしたらスライサー上司かもしれない。

スライサー上司は決して無能ではないのだが、部下の指導や育成の観点から見ると、足りない部分が目立ってしまう。上司として、一体どのような点に問題があるのか。まずは、スライサー上司がどんな上司か、名称の由来も一緒に解説する。

■スライサー上司は部下のやる気や時間を少しずつ削ぐ上司

スライサー上司とは、その名の通りスライサーで薄く肉を削るように、部下のやる気や貴重な時間を少しずつ削ぐ上司を指す。例えば、用事を頼むときには都合の良いことを言うが、感謝の言葉がなかったり、逐一ダメ出しをしたり、立ち話が無駄に長かったり。

一見すると些細な言動なのだが、それが日々繰り返され積み重なることで、部下にとっては大きなストレスになったり、時間の損失につながったりしている。

■テレビやネットで話題となった「スライサー」が由来

スライサー上司は、テレビやネットで話題になった「スライサー」に由来する。「スライサー」とは、相手の厚意や時間を薄く削る人を指す。例えば、次のような行為がスライサーにありがちな言動だ。

  • 毎回、数分の遅刻をする
  • 割り勘になった際に、端数を払いたがらない
  • 自分で調べればわかることを相手に聞く

少しルーズだったり自己中だったり、どれもちょっとモヤっとする程度のことだが、その言動は確実に相手の気持ちやお金、時間を少しずつ削っていく。ネットでは、会う度にストレスになるので疎遠になった、スライサーの上手なかわし方を知りたいなど、スライサーとの付き合い方に悩む声も多い。

スライサーという言葉が浸透していく中で、フィールドが職場に及ぶと、対象が上司と部下になった。

スライサー上司にありがちな言動・特徴

スライサー上司には、部下への配慮が欠ける言動や不適切な指導がよく見られる。スライサー上司にありがちな言動について、具体的に紹介しよう。

■無駄な進捗確認やミーティングで時間を削る

「ちょっと5分だけいい?」と呼び止めて、15分、20分と話を続ける。時には30分以上になることもある。「そういえば、あの件はどうなっている?」と、すぐに必要ではない報告をさせる。要点のないミーティングを開くのも、スライサー上司にありがちな行動だ。

スライサー上司は、相手の都合を考えず、自分の気になったことを聞いたり、思ったことを伝えたりする。悪意があるわけではなく、基本的に業務に関することなのだが、部下の状況に気を配らないのが問題だ。

部下は何度も作業を中断したり業務時間が削られたりすることになり、ストレスを感じてしまう。

■ネガティブなフィードバックでやる気を削る

スライサー上司の特徴として、ネガティブなフィードバックをすることが挙げられる。成果に対する評価はせずに、批判的な意見や指摘を繰り返す。「もっと早くできなかったの?」「声が小さいけど、やる気あるの?」といった具合だ。

上司としては、鼓舞やアドバイスのつもりかもしれない。しかし、部下の気持ちに配慮が足りない。部下としては、仕事をこなしているのにダメ出しばかりされるので、モチベーションや自信を喪失してしまう。

■感謝をせず、親切心や厚意を削る

スライサー上司には、感謝や労いの言葉が足りない。仕事を頼むときには「君がやってくれると助かるよ」「すぐ済むから、よろしく頼むよ」など、部下が断りにくい言葉をかける。しかし、仕事を終わらせても「ありがとう」や「お疲れ様」がない。

もちろん、仕事は上司に感謝されるためにするわけではないだろう。しかし、仕事の場であっても、感謝や労いの一言はチームワーク向上やコミュニケーションを円滑に進める上で、とても重要だ。

スライサー上司にはその一言がないため、部下は親切心や厚意を削られ、仕事に対する意欲や責任感、充足感も薄まってしまう。

■曖昧な指示や表面的な指摘で成長を削る

指示が曖昧だったり、簡単で表面的な指摘をしたりするのも、スライサー上司の特徴だ。

例えば「この方向性じゃないんだよ」「もう一回やり直し」など、具体的な問題点を伝えずに改善だけ求める。部下は何が足りないのか、どこが悪いのかわからずに業務を遂行できない上に、修正に余計な時間もかかる。

「お客様にきちんと理解してもらうため」という目的を伝えず「もっと声を大きく」「笑顔が足りない」と、指摘する。部下は根本的な問題点に気付けないので、指摘されたこと以上の改善や成長ができない。

このように、指導力が足りないスライサー上司によって、部下の成長が削られてしまう。

スライサー上司によって引き起こされる問題点

スライサー上司の言動は、部下や職場にどのような影響を与えるだろう。ここでは、スライサー上司によって引き起こされる問題点について解説する。

■時間のロスによる生産性低下

スライサー上司が部下の時間を削ることで業務の停滞が発生し、チームの生産性が低下する恐れがある。一つひとつの時間のロスは小さくても、チーム全体になると多くの時間をロスしていることもあるだろう。残業が必要になったり、業務の質が低下したり、その影響は決して小さくないはずだ。

■部下のモチベーション低下

スライサー上司による時間の搾取や配慮の足りない言動の繰り返しにより、部下はストレスを感じ、モチベーション低下が起こり得る。「自分の仕事ができない」「仕事をしても達成感がない」「この上司の下では成長できない」など、仕事に対する意欲や期待をなくしてしまう。

■職場環境の悪化による部下の離職

スライサー上司の言動は、部下やチーム全体に大きな影響を与える。生産性が低下することでチームの士気も下がり、人間関係が殺伐とする可能性もあるだろう。また、成果が出せないために評価や給与が下がることも考えられる。このように職場環境全体が悪化してしまうことで、部下の離職を招く恐れがある。

スライサー上司とどう付き合う?対策をチェック

ここからは、スライサー上司との付き合い方について解説する。対策方法をチェックして、スライサー上司から受ける影響を最小限に抑えよう。

■ミーティングなどに時間の制約を設ける

スライサー上司による時間の搾取には、制限を設けることが効果的。「このミーティングは20分で終了しましょう」「〇〇があるので、5分だけお話聞かせてもらっていいですか」など、具体的な時間制限を伝えることで、上司にも時間に対する意識を持ってもらおう。

■ツールを使い、進捗状況やタスクの優先度を共有する

デジタルツールなどを活用して自身の業務の進捗を共有し、スライサー上司による進捗確認を防ごう。また、自分がどの業務を進めているかを示すことで、上司からの優先度の低いタスク依頼を回避できる。

■定期的に報告し、不必要な介入を防ぐ

ツールによる進捗状況の共有をしても、ツールで伝わらない部分の確認のために部下を呼びつけて時間を削るスライサー上司もいるだろう。その場合は、先回りをして自分から定期的に報告をすることで、不必要な介入を防げる。「〇〇の作業が終わりましたので、次は△△完了の際に報告します」「〇時に進捗を報告します」など、自分が向かうスタンスを取ることで報告の主導権を握り、内容をまとめて話が長引くのを回避する。

■スルースキルを身に付ける

ネガティブ発言や感謝のないスライサー上司に対しては、スルースキルを身に付けることも対策の一つ。業務に直接的な影響がないことはスルーして、自分の気持ちやペースを乱されないように努めよう。

また、スライサー上司に困っているのは自分だけじゃないかもしれない。日々の小さなストレスは、同僚と共有することで気持ちが楽になることもある。

■さらに上の上司や人事部に相談する

スライサー上司の言動によって業務に支障が出ている、仕事に行くのが辛い。そこまで追い詰められている場合は、早急に対策が必要だ。スライサー上司への指導や配置転換など、適切な対策を講じてもらえるよう、さらに上の上司や人事部に相談しよう。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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