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「報連相」がしやすい上司の特徴TOP3、3位話を途中で遮らない、2位否定や批判をせず聞いてくれる、1位は?

2025.04.10

経営・組織コンサルティングや従業員向け研修を展開する株式会社識学は、上司もしくは管理者がいる20代~50代の会社員を対象に「報・連・相(報告・連絡・相談)に関する調査」を実施。結果をグラフにまとめて発表した。

本稿では同社リリースをベースに、その概要をお伝えする。

上司への報告:ルール化されている40. 3%、ルール化はないが機会はある48. 0%

Q1.あなたの業務において 自分の上司もしくは管理者に進捗や業務状況を報告する機会はありますか。

上司もしくは管理者がいる20代から50代の会社員の方に、“報告する機会”について聞いた。結果は「報告するルール化はされていないが、報告する機会はある」が最も多く48.0%で、次いで「報告することがルール化されている」40.3%と9割近くの方が“報告する機会”があるという回答順になった。

Q2.報告の方法としてあてはまるものをお答えください(報告する機会があると回答した人)。

次にその報告方法について聞いてみると、「問題発生時に報告」が最も多く67.2%で、次いで「重要な進捗時に報告」53.2%、「タスク完了時に報告」44.9%と、タスク毎による局面での報告が上位を占めた。

一方で「週次報告」は34.3%、「月次報告」は29.1%、「毎日の終業時報告」は27.2%と、月及び日ごとの“定期的な報告”は3割程度という結果になっている。

■報告のフォ ーマット:「定まっている」わずか11.7%

Q3.報告のフォーマットは定まっていますか。フォーマットが定まっている場合、その方法についても具体的にお答えください(報告する機会があると回答した人)。

続いて、報告する際の方法についても聞いたところ、「報告フォーマットが定まっている」と回答したのはわずか11.7%で、その内訳については、「管理ツールなどで報告用のテンプレートがある」や「サマリーシート」「報告シートがある」といい回答が得られた。

Q4.業務の相談をする際、誰に相談することが最も多いですか。

続いて業務の“相談”について、誰に相談することが多いのかを聞くと、「上司」が最も多く57.0%で、次いで「同僚」24.3%となった。

業務の相談であるため当然ではあるが「家族」に相談する人は1.3%と極めて低く、また「部下」に相談という回答も1.0%という結果に。

「報連相 」の重要性を認識している人は97.0 %と圧倒的多数に

Q5.あなたは業務において「報連相」が重要だと思いますか。
Q6.上記のように回答した理由をお答えください。

ここで本題である「報連相」の重要性について聞くと、「報連相」が重要であるとの回答が97.0%と、当然ながらその重要性を認識している人が圧倒的に多いという結果になった。

その理由としては以下のような意見が挙がっている。

<ミスや事故を未然に防ぐため>
・知らないことがあると業務に支障をきたし、取引先やお客様に迷惑がかかる。(41歳女性/生産・製造)
・問題が発生したときも0からの把握では無いので対処がしやすい。(39歳男性/事務・総務)
・あとで問題が起きた時に大変なことになる。(34歳女性/事務・総務)
・報連相が出来ていないとミスが起こってしまう。(55歳女性/介護)

<業務を円滑に進めるため>
・業務を効率的に進めるために必要。(31歳男性/研究・開発)
・お互い連携し合わないと無駄が増え、効率が悪くなる。(36歳女性/カスタマーサポート)
・会社が円滑にまわっていく為には、状況把握が必要だから。(40歳女性/保育)

<組織として不可欠>
・一人で業務をしている訳ではないので報連相は必要。(44歳女性/販売・接客)
・方向性の一致を図らないといけない。(53歳男性/生産・製造)
・管理職の把握ができなくなる。(27歳女性/情報システム)
・仕事をチームで進める上で進捗状況をみんなで把握したい。(32歳女性/販売・接客)

<業務の責任として>
・責任の所在をはっきりさせることができる。(43歳男性/情報システム)
・責任を分担できる。(33歳男性/販売・接客)
・一人で抱え込まないよう、上席にいわば責任を負ってもらう必要がある。(51歳男性/生産・製造)

■上司 ・管理者に「報連相しやすい」は75.0%

Q7.あなたの上司もしくは管理者は、「報連相」しやすいですか。
Q8.上記のように回答した理由をお答えください。

「報連相」が重要だとはわかっていても、やはりそれを“しにくい”と感じてしまう相手や状況もあるはず。そこで、上司・管理者へ「報連相」しやすいかどうかを聞いたところ、「報連相しやすい」と回答したのは75.0%だった。報連相の重要性を把握している人が97.0%なので、報連相の“しやすさ”とのギャップに2割強あることがわかる。

やはり報連相の重要性をわかっていながら、それを“しにくい”と躊躇してしまう人も少なからずいるということだ。

■報連相しにくいと回答した人の意見

<管理者・上司の人間性に問題がある>
・機嫌が良い時と悪い時があって対応が違う事がある。(48歳女性/販売・接客)
・余計な注文を入れてくることがあるのでできるだけ報告しない。(44歳男性/営業)
・自分の思い通りでないと、規定よりも個人の方針を貫こうとしたりする。(51歳女性/研究・開発)
・いつも忙しそうで不機嫌そう。(38歳女性/事務)

<報連相がしにくい状況や雰囲気>
・普段居ないことが多い為。(39歳男性/情報システム)
・話すタイミングが難しいから。(31歳男性/財務・会計・経理)
・打ち合わせなどでタイミングがあわない。(38歳男性/情報システム)

<報連相しても意味がない?>
・(相談する相手が)業務の理解をしてない。(55歳男性/情報システム)
・報告しても、事情聴取に時間がかかる。(47歳男性/乗務員)
・何をするべきかお互いわかっていない。(27歳男性/購買・物流)

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