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ボクサーパンツを愛しすぎてグンゼに入社し「BODY WILD」女性向けアイテムの躍進を支える〝熱血女子〟の素顔

2025.04.08

新商品の売れ行きに確かな手応え “好き”の気持ちが夢の実現につながった

『BODY WILD』のレディース成型ボクサーパンツならではの“推しポイント”はどこにあるのか。水野さんは、大きく2つの特徴を挙げる。

「ひとつめは、“着心地のよさ”です。絶妙なフィット感はもちろん、お尻をすっぽり包み込む丈感に仕上げ、安心できる穿き込みの深さを実現しています。また、ナイロン成型の良さでもある、なめらかでツルッとした肌触りにより、快適さが一日じゅう続きます。

もうひとつは、“かっこよさ”の部分です。女性用インナーのデザインは、気分を上げて自分らしくいるためにも大事な要素であると思っています。だからこそ、着心地とかっこよさの両方が必要だと考え、ビジュアル化にも力を入れました。ありのままに生きたい女性に気に入ってもらえたら本望です」

そんな女性たちに寄り添うべく、水野さんはショーツだけでなく、デザインを揃えたハーフトップも開発。「上下セットで身につけられるというのは、女性だからこそ。レディースラインの担当になったら、絶対にハーフトップも作るぞと決めていました」と話す。

2024年の秋冬商品でデビューを飾った新シリーズは、早くも売れ行きが好調だ。今年の春夏シーズンでは店頭での取扱数を増やし、売り上げ目標は、前シーズン比200%に設定。水野さんが最も推す「着心地のよさ」に惚れ込んだという消費者からの声も届いている。2025年2月には、グンゼの公式YouTubeで本人が商品を“全力プレゼン”する動画も展開し、新たな広がりに期待がかかる。

これだけ毎日のようにボクサーパンツと向き合って、そろそろ飽きてはこないのか。そんな問いかけに、水野さんは「まったく飽きません!」と即答する。

「新商品の設計を毎日やり直していた時期も、全然嫌になりませんでした。学生時代、グンゼのECサイトを食い入るように眺めていた自分を思い返すと、今は夢のような日々を過ごせているなと思います。あの頃の自分に、“今の私は、あなたが待ち望んでいたものを作っているんだよ!”って伝えてあげたいです」

そんな水野さんの姿を近くで見てきたメンバーにも話を聞いてみた。商品企画部マーケティンググループの村上俊介さんは、「本当に好きなんだなということが伝わってくるし、自分のやりたいことを形にする信念の強さがある」と語る。同グループのマネージャー日和崇さんも、「数やスケールを狙っていくうえでは、どうしても調整しないといけない部分が出てくるが、彼女はこだわるべきと感じた部分は妥協せずに食ってかかる。責任感や確固たる意志、行動力があっての主張だから、最終的には“それでいこう”と周囲を納得させられるのがいいところ」と評した。

「照れますが、嬉しいです。自分はまだまだ勉強中ですが、誇れるとしたら、誰にも負けない“好き”の気持ちを持っていること。そして、その“好き”に向かって本気で取り組む過程を見てくださっている方、情熱に共感してくださる方がいることでチャンスをいただけて、また頑張る、の繰り返しだなと。今後もさらに磨き上げたレディース成型ボクサーパンツを生み出して、私のようなファンを1人でも増やすことが目標です!」(水野さん)

“好きは無敵”。それを体現する水野さんの飽くなき挑戦は、始まったばかりだ。

取材・文/梶原 薫

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