
GMO AI&ロボティクス商事(以下GMO AIR)は、2025年4月3日より、最新型ヒューマノイドロボットの人材派遣型サービスを開始した。
労働力不足や少子高齢化といった社会課題の解決にも寄与
このサービスは従来のレンタルサービスとは異なり、顧客の用途や要望に合わせたロボットの動作プログラムを組み込むことで、多様かつ柔軟なニーズに対応することを目指すものだ。
同社ではサービスローンチに際して、「最新技術を搭載したヒューマノイドロボットの活用により、エンターテインメント領域での新たなコンテンツ創出や、話題性のあるブランドプロモーションを実現いたします」とコメントしている。
■サービス開始の背景
GMO AIRは、「AIとロボットをすべての人へ。」というコーポレートキャッチのもと、AIとロボットの総合商社を目指し、GMOインターネットグループの商材とサービスを活用した包括的なソリューションを提供している。
その中で同社はロボット産業の未来を見据え、従来の「物販型」から「人材派遣型」へとビジネスモデルが変化していくことを予測。この変革に先駆けるべく、今回、最先端のヒューマノイドロボットを派遣するサービスの開始を決定したという。
サービスの特徴
■幅広い活用シーンで価値を創出
・ライバー・YouTuber:新商品の告知や商品説明など、新しいライブコマースの形
・展示会・プロモーションイベント:インパクトのあるブランドPR、製品紹介
・商業施設・テーマパーク:来場者案内、エンターテインメント要素の強化
・ショールーム:来場者の受付対応、インタラクティブコンテンツの提供
・スポーツ・コンサート会場:チケット案内、会場情報の提供
・教育施設:STEM教育支援、プログラミング学習の実践的教材として活用
■利用プラン
・短期プラン(1日~):単発イベント・展示会に最適
・中期プラン(1週間~1か月):キャンペーン期間中の継続利用に対応
・長期プラン(1か月~):要問い合わせ
■サポート体制
・ロボットの動作プログラム
・必要な通信環境などのインフラ提供
・技術者の派遣による安定稼働サポート
今後の展望
現時点では商業イベントやエンターテインメント分野を中心とした展開が予定されているが、今後はサービス業や製造業、さらには家庭内での支援領域にもロボットの活用を拡大。人とロボットが協働する社会の実現を推進していく。
また、GMO AIRは単なるロボットの提供にとどまらず、GMOインターネットグループのネットインフラ商材との連携を通じて、より付加価値の高いソリューションを提供していくという。
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関連情報
https://ai-robotics.gmo/lp/robot-haken/
構成/清水眞希