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電通の社長は入社式で何を語ったのか?昨年は「けっして無理しないように」と語る場面も

2025.04.04

4月1日、電通の入社式が行なわれた。電通グループは年間1兆円以上の収益を生み出し広告業界を牽引する巨大企業。その中核をなす株式会社電通は、グループ内でも大きな影響力を持つ。

入社式では、佐野傑社長が2025年度の新入社員148名(男性71名、女性77名)に向けてスピーチを行なった。

昨年は「決して無理しないように」と語る場面もあった入社式の社長スピーチだが、今年は何を語ったのか。

2025年、電通・佐野社長は 「利他的なリーダーシップ」を語る

「148名の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。6039名(※)を代表して心から歓迎します。今日こうして皆さんにお会いできていることを心から嬉しく思います。

 電通にとって創業から今日に至るまで「人」こそが最大の財産です。多様な人財が電通とクライアント・パートナー、社会を活性化し、活力を提供してきました。だからこそ、人が成長し、能力が開花する環境と仲間、文化がこの会社にはしっかりとあります。

 昨年来『AI』の進化が大きな話題となっていますが、AIに代替できない『人』の力がこれまで以上に重要になると確信しています。これからのAIの時代にこそ、私たちが活躍できる領域はさらに拡大し、果たすべき役割はより重要になってくると考えています。そのような時代において、皆さんは「可能性の塊」です。自らそれを減じることなく、電通で仲間と共に拡げていって欲しいと思っています。

 電通の歴史は、挑戦と変革と拡張の歴史です。1901年、通信業と広告業を併営する形で創業したのち、国策によって通信業を分離し広告専業になりました。アメリカから最先端のPRやマーケティング理論を取り入れ、広告・マーケティングビジネスの近代化を図るとともに、スポーツや映画などのコンテンツビジネス、衛星放送、インターネット、そしてDX・コンサルティングなど、さまざまな領域へビジネスを拡張してきました。それは、電通で仕事をする一人ひとりの人間が意志を持ち、奮闘し、成長し、挑戦し、変革を続けた結果です。

 今、私たちは「広告・コミュニケーションの会社」としてだけでなく、あらゆる領域において「クライアント・パートナーと社会の成長や活気を共に創り出す唯一無二の存在」、「真のIntegrated Growth Partner」になることを目指しています。新入社員の皆さんには「真のIntegrated Growth Partner」を目指す電通の一員として、新入社員の頃から、ぜひ「利他的なリーダーシップ」を発揮していただきたいと思います。「利他的なリーダーシップ」とは、自分自身を成長させ、仲間も成長できるように思いやり、チーム全体にポジティブな影響を与えることであり、年齢や社歴には関係なく、すべての電通人に持って頂きたい能力です。

 最後に、私からの宣言です。皆さんを含めた社員一人ひとりが、自らのユニークネスを解放し、その能力を存分に発揮しながら挑戦できる環境、自身の可能性を拡げていける環境を整えていくこと、そして社員同士の掛け算によって新たな価値を生み、その過程でさらなる成長を実現する仕組みを一つでも多くつくっていくことを約束します。それは社員一人ひとりの成長の先に、そして、その先の無限の掛け算の先にこそ、クライアント・パートナーからも社会からも、さらに信頼される電通の明るい未来があるからです。今日から加わった皆さんも含めた一人ひとりの集合体こそが「電通」であり、電通の未来とは皆さんの未来の集合体に他なりません。 電通の未来を、一緒につくりましょう」

※役員・出向者等を含む

2024年は「信頼関係」を強調したスピーチだった

「143名の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。全社を代表して、心から歓迎します。

電通は人が全ての会社で、人こそがほぼ唯一にして最大の資産です。電通とは皆さん自身であり、電通の未来とは皆さんの未来の集合体に他なりません。心から嬉しく、ワクワクしています。

 電通の歴史は、挑戦と変革と拡張の歴史です。1901年、通信業と広告業を併営する形で創業したのち、1936年に国策によって通信業を分離し広告専業になりました。広告先進国であったアメリカからPRやマーケティング理論を取り入れ、広告・マーケティングビジネスの近代化を図るとともに、スポーツや映画などのコンテンツビジネスや、衛星放送、インターネット、そしてDX・コンサルティングなど様々な領域へビジネスを拡張しながら、顧客・パートナーや社会と共に成長してきました。それは、電通で仕事をする一人ひとりの人間が意志をもち、奮闘し、成長し、変革を続けた結果として、いまの電通があります。

 今、顧客・パートナーも社会も、かつてない速度で変化と進化を続ける中で、一人ひとりの社員の持続的な成長こそが電通の変革、そして成長の源泉です。現在は、顧客・パートナーと社会の成長や活気を共につくりだす唯一無二の存在、すなわち、真の「Integrated Growth Partner」をめざして事業変革と企業風土の進化を進めている最中です。皆さんと共に、その変革を進めていきたいです。その実現、すなわち、人と人が関わり合い、力を合わせ、顧客・パートナーの課題解決と成長に貢献することで良い社会をつくっていくという我々の仕事において、一番大切なことは『信頼関係』です。特に、私たちのような製品が無く、今までになかったものをつくっていく会社にとっては大切なことです。人から信頼されるためには、仲間に、顧客・パートナーに、社会に、何より自分に誠実でなければなりません。そして自らの能力を思い切り発揮することです。それを、是非覚えておいてください。電通人としての歴史が最も浅い皆さんは、電通人としてのポテンシャル・可能性が最も大きな人達でもあります。143名の皆さんは、私たちにとって、既に大切な仲間です。仲間に、顧客・パートナーに、社会に、自分に誠実に、そして思い切り、頑張ってください。「信頼」や成果は自ずと付いてくると思います。

 最後に、私からの宣言です。皆さんを含めた社員一人ひとりが自らのユニークネスを解放し、その能力を存分に発揮しながら挑戦できる環境を整えていくこと、そして社員同士の掛け算によって新たな価値が生まれ、その過程でさらなる成長を実現する、その仕組みを一つでも多くつくっていくことを約束します。それは、一人ひとりの成長の先に、そして、その先の無限の掛け算の先に、顧客・パートナーからも社会からも、さらに信頼される電通の明るい未来があるからです。
 電通の未来を、一緒につくりましょう!」

取材・文/峯亮佑

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