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親の会社を継がなかった理由、3位稼げないと思った、2位他にやりたいことが決まっていた、1位は?

2025.04.04

経営者や自営業になりたくない理由は「借金などの不安(資金繰り)」が最多

経営者や自営業になりたくない理由として、「借金などの不安(資金繰り)」を挙げる人が最も多く、親が経営者や自営業の人は40.28%、そうでない人は34.78%となった。

親が経営者や自営業かどうかに関わらず、資金繰りなどの事業運営にかかる負担や不安感が最も大きなリスクとなっているようだ。

リスクが解消されれば経営者や自営業になりたい(続けたいかという質問に対しては、親が経営者や自営業の人は66.67%、そうでない人は80%の人が「いいえ」と回答。

どれだけ環境が整っていても経営者にはなりたくないという人がいる一方で、資金繰りをはじめとした経営に関わるリスクが解消されれば経営者になってもよいと考える人も一定数いることが分かった。

まとめ

経営者の子どもであっても後継者となるケースは少なく、親の後を継ぐ以外にやりたいことが決まっていた等の理由から親族内承継を行わなかった人が多いことが分かり、後継者不在が進んでいる実態が明らかになった。

この他にも、親が経営者かどうかに関わらず、経営者に対してネガティブなイメージを持つ人が多いことや、資金繰りなどの不安から経営者になりたくないと考える人が多いことが分かり、経営者になること自体のハードルが社会全体で見ても高いことから、第三者承継の重要度はより増していくと考えられる。

M&Aを活用した第三者承継を選択することで、経営者である親は子どもの職業選択を尊重することができる他、子どもに資金繰りや従業員に対する責任などのリスクを引き継がせることなく事業を存続させることが可能となる。

これらのことから、親族内承継にこだわらず、M&Aといった第三者承継を積極的に活用することが重要な選択肢になると考えられる。

後継者がいないからと廃業を選ぶのではなく、M&Aを通じて新たな経営者に引き継ぐことでも、企業の価値を未来へと繋ぐことが可能だ。

調査概要
調査名:親と自身の職業に関する意識調査
調査対象:
・調査結果1:全国20歳~69歳の働く男女3,000人
・調査結果2,3:調査結果1で親が経営者や自営業と回答した537人
・調査結果4,5,6:調査結果1で親が経営者や自営業と回答した150人
・調査結果7,8,9,10:調査結果1で親が経営者や自営業と回答した150人と親が経営者や自営業でないと回答した150人
実施時期:2025年2月5日~2月7日
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

関連情報
https://p-capital.co.jp/

構成/Ara

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