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パートでも雇用保険に加入することはできる?覚えておきたい加入の条件とメリット、デメリット

2025.04.30

パートの人が失業保険を受けるための条件と流れ

雇用保険に加入していて条件を満たせば、パートの人でも失業保険が受け取れる。受給条件や流れを確認していこう。

■失業保険を受給する条件

パートで働いていた人が失業保険を受け取るには、いくつかの条件を満たす必要がある。まず、ハローワークで求職の申し込みを行い、積極的に仕事を探しているにもかかわらず就職できない「失業状態」にあることが求められる。働く意思と能力があり、いつでも働ける状態であることが前提だ。

また、離職日以前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算で12か月以上必要となる。ただし、会社都合での退職など特定の理由がある場合は、1年間に6か月以上の被保険者期間があれば受給資格を得られる。

これらの条件を満たし、かつ、働ける健康状態にもかかわらず、仕事に就けていない状態であることが、失業保険受給の必須条件となる。

■失業保険を受給する流れ

パートの人が失業保険を受け取るには、まずハローワークで求職の申し込みを行う。この際、離職票や本人確認書類などが必要となる。申し込み後、7日間の待機期間を経て、自己都合退職の場合はさらに2か月の給付制限期間がある。

その後、雇用保険受給説明会に参加し、失業認定を受けることで、失業保険の受給が開始される。受給中は、4週間ごとにハローワークで求職活動の報告を行い、認定を受ける必要がある。

パートの雇用保険に関するよくある質問

最後に、パートの雇用保険に関してよくある質問とその回答を紹介する。

■加入条件は満たしているのに雇用保険なしの場合は?

パートの雇用保険加入条件を満たしているにもかかわらず、会社が加入手続きをしてくれない場合、まずは会社に依頼しよう。雇用保険の加入は企業の義務であり、違反すれば企業側に罰則が科される可能性がある。

会社との話し合いで解決しない場合、ハローワークや労働基準監督署に相談することも可能。労働者の権利保護を支援し、適切な解決策を提供してくれる。

■パートが雇用保険から外れた場合どうなる?

パートの人が雇用保険の加入条件を満たさなくなって、雇用保険から外れる場合には、例えば、労働時間が減少し、週20時間未満になった場合などが挙げられるだろう。

この場合、原則として離職票が発行され、一定の条件を満たせば失業給付を受け取れる。

重要なのは、実際に退職していなくても、労働時間の減少によって雇用保険の資格を失った時点で、失業給付の対象となる可能性がある点だ。

ただし、労働時間の減少が一時的なもので、すぐに週20時間以上に戻る見込みがある場合は、離職票が発行されないこともある。

■パートの失業保険はいくらもらえる?

パートの人が失業保険として受け取れる金額は、退職前の6か月間の給与と退職時の年齢によって決定される。具体的には、離職日直前の6か月間の賃金合計を180で割って「賃金日額」を算出し、その約5割から8割が基本手当日額となる。

この基本手当日額に給付日数をかけたものが、最終的な受給額となる。

ただし、賃金日額と基本手当日額には上限や下限が設定されており、年齢によって金額が異なるため、詳細な金額を知りたい場合はハローワークで確認して欲しい。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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