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転職成功者の平均年齢、女性は31.2歳、男性は?

2025.03.26

多忙な合間を縫って履歴書を書いたり、面接を受けたりと、転職活動には多大な労力がかかる。そのため、確実に新たな会社とのご縁を紡ぎたいところだが、転職が成功しやすい年齢とは、いったい何歳なのだろうか?

転職サービス「doda」はこのほど、2024年1月~12月の間、「doda」エージェントサービスを利用し転職したビジネスパーソンを対象に、転職成功時の平均年齢を男女別や転職前の職種別で調査し、その結果を発表した。

全体・男女別:2024年に転職した人の平均年齢は全体が32.7歳、男女別は男性が33.6歳、女性が31.2歳

2024年に転職に成功した人の平均年齢は32.7歳となった。男女別に見ると、男性が33.6歳、女性が31.2歳となった。前回2023年調査からは、全体では+0.3歳、男性は+0.3歳、女性は+0.4歳と、平均年齢はやや上昇し、前々回の2022年からの推移を見ると、2年連続で上昇した。

年代別:転職成功者の年代別割合では「30代後半」と「40代以上」の割合に大きな変化

転職に成功した人の年代別割合は前回と同様に、「20代後半」が最も高く、それに「30代前半」が続いた。

また、「40代以上」は、前回の14.9%から16.6%へと大きく割合を伸ばしており、2022年の13.9%から前回の14.9%にかけても1.0ptアップと、継続的に上昇している。即戦力を求める企業では経験豊富なミドル層の採用ニーズが高く、調査結果もこの傾向を反映しているといえるだろう。

なお、この影響で「20代前半」と「20代後半」「30代前半」はそれぞれ前回から割合を下げる形になったが、転職成功者の人数自体は、すべての年代で、前回から増加した。

職種別×年代別:前回同様「20代後半」の割合が最多も、職種によってミドル・ベテラン層の伸長が目立つ

転職成功者の年代別割合を転職前の12の職種区分別に見たところ、すべての職種で「20代後半(25~29歳)」が最も高いという結果になった。なお、「コンサルタント/不動産専門職」では「40代以上」も同率(28.6%)でトップとなっている。

■35歳未満の割合が特に伸びた職種は、「金融系専門職」で+4.8pt

35歳未満の割合が特に伸びた職種分類は「金融系専門職」の+4.8pt(前回:55.8%、今回:60.6%)となった。年代の内訳を細かく見ると、特に「24歳以下」の割合が4.2%から+3.6ptの7.8%に増加していることがわかる。

コロナ禍において、採用枠の減少やオンライン中心の採用活動の拡大により、転職希望者にとって企業の実態を十分に把握することが難しい状況が生じた。

情報が限られた中での転職活動の結果、特に「金融系専門職」に就いた若手層を中心に、早期にキャリアを再考し、希望する企業への再挑戦を図る「リベンジ転職」に踏み切る動きが見られた。また、若手人材の流動化が進む中で、第二新卒の採用を強化する企業が増加しており、これが転職市場の活発化を後押しする要因の一つになっていると考えられる。

■「事務/アシスタント系」「素材/化学/食品系エンジニア」「販売/サービス系」は、35歳以上の割合が増加

35歳以上の割合が特に伸びた職種分類は「事務/アシスタント系」の+4.9pt(前回:25.1%、今回:30.0%)、「素材/化学/食品系エンジニア」の+4.0pt(前回:25.1%、今回:29.1%)、「販売/サービス系」の+3.1pt(前回:18.3%、今回:21.4%)となった。

ミドル層の転職が増えた背景には、物価高や原価高騰による業績悪化、将来性への不安を理由に転職活動を始めるケースが増加していることや、「人生100年時代」を見据え、より長くはたらける環境や専門性を高められる企業への転職を目指す動きも活発化していることが挙げられる。

一方、ここ数年でミドル・ベテラン層の採用を強化する企業も増加している。企業においては、難度が高い経営課題に対応できる即戦力人材の確保や、定年退職者の後任となる管理職候補の採用ニーズが高まっていることから、全体的に転職する35歳以上の割合が増えたと考えられる。

■解説

2024年の転職成功者の平均年齢調査では、転職した人の全体の平均年齢が32.7歳となり、2022年の32.2歳から2年連続で上昇する結果となりました。5つの年代別に見ると、すべての年代で転職成功者が前回より増加し、中でも「30代後半・40代以上」の増加率が高かったことで、平均年齢が押し上げられる形となりました。

働き方改革やリモートワーク、フレックス制度の拡大、ITの活用による業務の効率化、賃上げ、リスキリングや副業解禁の動きなど、はたらく環境を取り巻く状況の変化は著しくなっています。理想のキャリアやライフを考える中で転職という選択を選ぶ人は、年代を問わず、今はもう珍しくありません。

特に今回の調査では35歳以上の層の転職が活況でしたが、高度化する事業課題に対応するため、十分な知識・経験を持つミドル層を即戦力として求める企業が多くなっています。社会全体としても、2025年4月から始まる「65歳までの雇用確保」の義務化のほか、再雇用制度の整備、定年制の廃止など、より長くはたらいてくれる人を求める動きが進んでいます。

なお、2024年12月に発表した「ミドルシニアの転職市場予測レポート※」で、2025年は“ミドルシニア元年“になると予測しているように、今後もミドル・ベテラン層の転職は活発化すると見込んでいます。

※:https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2024/20241219_1678/

【解説者プロフィール】

doda編集長・桜井貴史(さくらいたかふみ)氏

新卒で大手人材会社に入社し、一貫して国内外の学生のキャリア教育や就職・転職、幅広い企業の採用支援事業に携わる。2016年11月、パーソルキャリア株式会社に中途入社。同年、株式会社ベネッセホールディングスとの合弁会社、株式会社ベネッセi-キャリアに出向、新卒オファーサービス「dodaキャンパス」の立ち上げを牽引し、初代dodaキャンパス編集長に。

その後、同社商品サービス本部本部長として、キャリア講座やアセスメントをはじめとした、大学生向けサービスの責任者を務める。2023年4月、doda副編集長兼クライアントP&M本部プロダクト統括部エグゼクティブマネジャーに就任し、法人向け採用支援プロダクト全体を管掌。2024年4月、doda編集長に就任。サービスを通じてこれまで60万人以上の若者のキャリア支援に携わり、Z世代の就職・転職動向やキャリア形成、企業の採用・育成手法に精通している。

<調査概要>
対象者:2024年1月~12月の間に、「doda」エージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン
有効回答数:約5万件
*記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合がある。

出典元:転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査」

構成/こじへい

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