
スマホの使用時間が長いことは睡眠不足や肩こり、視力低下に繋がってしまう恐れがある。AndroidやiPhoneのスクリーンタイム機能を使うことで、スマホやアプリの使用時間を制限できる。
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スマホの使用時間が1日どのくらいか自分でも把握していない、という方も多いのではないだろうか。スマホの使いすぎはさまざまな悪影響を及ぼすので注意が必要だ。
本記事ではスマホの使用時間が長いことによる悪影響について解説する。また、スクリーンタイムを使ってスマホの使用時間を管理する方法についてもまとめた。
スマホの使用時間は1日どのくらい?
スマホの使用時間は平均してどのくらいなのかご存知だろうか。2021年の「メディア利用の生活時間調査」では、全体で1日あたり平均1時間18分という結果が出ている。一見すると少ないように感じられる。
ただし、20代は男性で3時間26分、女性で3時間28分とかなり多い結果となっている。
■スマホの使用時間が増えている理由
ガラケーと違ってスマホは単に電話やメールを行うためのものではない。情報収集に使ったり、動画や音楽といったエンタメを楽しむものである。
現在は幅広いコンテンツがスマホに集約されている。たとえば、本は紙で読まずに、スマホを使って電子書籍で読むという方も増えている。スマホが生活の中心になる人が増えているため、使用時間が増えているといえる。
スマホの使用時間が長いことによる悪影響
スマホの使用時間が長いと次のようなことに繋がる恐れがある。
- 睡眠不足
- 視力低下
- 肩こり
スマホを長く使いすぎているという方は、見直してみることをおすすめする。ひとつひとつの悪影響について詳しくみていこう。
■1.睡眠不足
スマホの使用時間が長いと睡眠不足に繋がってしまう。夜遅くまでスマホに夢中になった結果、睡眠時間が短くなってしまうことは多くある。
それだけでなく、夜にスマホをいじると画面の明るさによって目が覚めてしまい、寝付くまで時間がかかってしまうこともある。夜にスマホをいじるのはほどほどにした方が良いだろう。
■2.視力低下
スマホの小さい画面を見続けることによって視力が低下してしまう恐れもある。特に暗い場所で画面を見るのは目に良くないと言われているので気をつけよう。
■3.肩こり
スマホの長時間操作によって肩こりになってしまう場合もある。長時間同じ体勢を取ることになるためだ。また、眼精疲労や腰痛などに繋がる恐れもある。
長時間操作するときは一定間隔で休憩を設けて、身体を動かすようにした方が良い。
スクリーンタイムとは?
スクリーンタイムとは、どのアプリをどの程度使っているかを確認・制限できる機能を指す。iPhoneでスクリーンタイムを使うと、次のような画面が見られる。
また、AndroidではスクリーンタイムはDigital Wellbeingと呼ばれており、同じようにスマホの使用時間などを確認することが可能だ。
■スマホやアプリの使用時間を確認できる
スクリーンタイムではスマホの使用時間をグラフで分かりやすく表してくれる。更に、アプリごとの利用時間まで教えてくれる。そのため、たとえば子どもがスマホゲームに夢中になりすぎていないか、などをチェックすることが可能だ。
■アプリや機能の使用制限ができる
スクリーンタイムではアプリや機能の使用制限ができる。あらかじめ設定した使用制限に達した場合、アプリが強制的に終了する仕組みになっている。「このゲームは楽しくてやりすぎてしまうから、1日30分までにしたい」という場合などに、活用できる機能である。