Windows10でエクセルを代替するおすすめ無料ソフト
Windows10で使える無料のエクセル代替ソフトとして、下記の3つを紹介する。
- Googleスプレッドシート
- WPS Office Spreadsheets
- Apache Open Office Calc
以下では、それぞれの特徴と制限を確認していこう。
■Google スプレッドシート
特徴
Google スプレッドシートは、Googleが提供するクラウド型の表計算ソフトであり、Googleアカウントさえあれば無料で利用できる。クラウド上でリアルタイム編集が可能であり、エクセルとの互換性も高い。
制限
マクロ(VBA)は利用できず、代替としてGoogle Apps Scriptを使用する必要がある。また、インターネット接続が必須であるため、オフライン環境では利用が難しい。
■WPS Office Spreadsheets
特徴
WPS Office Spreadsheetsは、Microsoft Officeと高い互換性を持つ無料の表計算ソフトであり、Windows10で利用できる。基本的な表計算機能を備えており、エクセルと同じような操作感で使用できる。
制限
無料版では広告が表示される点や、一部の高度な機能が制限されている点に注意が必要である。
■Apache Open Office Calc
特徴
Apache Open Office Calcは、オープンソースで提供されている無料の表計算ソフトである。Windows10にも対応しており、エクセルと類似した操作性を持つ。
制限
開発の更新頻度が低いため、最新のエクセルとの互換性がやや低い点がデメリットとなる。
まとめ
Windows10でエクセルを無料で使う方法はいくつかあるが、それぞれ制限がある。用途に応じて選ぶとよい。無料で使用できるので、実際に使ってみて、使いやすいものを活用するのがおすすめだ。
以下では本記事の内容を簡単におさらいしておこう。
<エクセルを無料で使う3つの方法>
- Web版(Excel for the web)
- クラウド上で動作し、インストール不要。リアルタイム共同編集が可能。
- マクロ(VBA)、一部高度な関数、3Dグラフは使用不可。オフラインでは利用不可
- Microsoft 365 Personalの無料体験版
- 1か月間、フル機能のエクセルを無料で使用可能。WordやPowerPointも含まれる。
- 1か月後に自動課金されるため、不要なら事前にキャンセルが必要。
- スマホ・タブレット向けのエクセル無料アプリ
- iOS/Android向けの無料Excelアプリで、基本的な編集機能が使える。
- 10.1インチ以上のタブレットでは閲覧のみ。編集には有料契約が必要。
<無料のエクセル代替ソフト3選>
- Google スプレッドシート
- WPS Office Spreadsheets
- Apache Open Office Calc
構成/編集部