
年功序列制ではなく、実力主義で社員を評価する会社も多い今の時代。自分より後から入社した優秀な後輩に、出世レースで先を越されることもあるだろう。
では実際のところ、ビジネスパーソンの何割程度が「後輩の上司」を持った経験があるのだろうか?
セルバはこのほど、正社員として企業に勤めている20~50代の社会人300名を対象に「後輩が上司になった経験」に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。
後輩上司を持った経験の職種別1位は「技術職」で63%
「後輩が上司になった経験はあるか」と尋ねたところ、「ある」と答えた人は54%(163人)と、2人に1人以上が経験していることがわかった。
職種別に後輩上司を持った経験の有無を見ると、「技術職」が63%で最多となり、次いで「営業」が62%という結果になった。実力で仕事の結果がはっきりと出やすいとされる「営業」「技術職」には、後輩に昇進を先越された経験がある人が多いようだ。逆に「企画/マーケ」「採用/人事」の割合は約30%と、他職種より低いことがわかった。
「後輩が上司になったら、転職を考えるようになるか」と尋ねたところ、「考えない」と回答した人が52%と最も多かった。一方で、「選択肢にいれる」が41%、「積極的に考える」が7%となり、合計48%の人は後輩が上司になったことにより転職を考えるとわかった。
<アンケート調査の概要>
調査期間:2025年01月21日~2025年02月04日
調査期間:株式会社クラウドワークスを利用した自社調査
調査対象:正社員として企業に勤めている20~50代の社会人300名
有効回答数:300
出典:キャリアクラフト
構成/こじへい