
「どうしたの?」は英語で多様な表現が可能です。カジュアルな場面では「What’s up?」や「What happened?」が一般的で、ビジネスシーンでは「Is there any problem?」や「Is there anything wrong?」などが適切です。状況に応じて使い分けましょう。
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「どうしたの?」は私たちが日常的に使う日本語のひとつ。
相手の様子がいつもと違う時や、困っていそうな時などに「どうしたの?」と尋ねます。
「どうしたの?」を英語ではどのように表すのでしょうか?
今回はカジュアルな「どうしたの」からビジネスシーンで活用できるものまで、英語での「どうしたの」11選をご紹介していきます。
カジュアルに使える「どうしたの」の英語表現
1.What’s up?
「What’s up?」はカジュアルな言い方の「どうしたの?」を表す英語フレーズです。
“up”には「上」などの意味の他に「現在起きている」という意味合いがあります。
そのため直訳すると、「今何が起きてるの?」という風になります。
「What’s up?」は「どうしたの?」というニュアンス以外でも、親しい間柄での日常的な挨拶としてもよく使われます。
その場合には「最近どう?」「元気?」というような意味合いを持ちます。
2.What’s wrong?
“What’s wrong?”は、相手に悪い事があったのかを心配する意味合いでの「どうしたの?」として、使われます。
“wrong”は「間違い」「良くないこと」などの意味を持つ単語です。
“What’s wrong?”を直訳すると「どんな問題があったの?」や「どんな悪い事があったの?」という感じになります。
相手の様子がいつもと違い、「何か悪い事があったのかな?」という時はもちろん、「(様子が変だけど)どうしたの?」というようなニュアンスでも使えます。
カジュアルなシーンでよく使われるフレーズのひとつです。
3.What’s going on?
“What’s going on?”は、明らかに何かが起きたという場面で使える「どうしたの?」を表す英語フレーズです。
“going on”は“現在進行形で何かが起きている”という意味合いがあります。
言い争いをしている所に遭遇した時や、物が散乱した状況を目撃した時など、普段と違うことが起こっている場合に、「何が起こっているの?」というニュアンスで使えます。
4.What happened?
“happen”は「起きる」「発生する」などの意味を持つ単語です。
“What happened?”を直訳すると、「何が起きたの?」になります。
カジュアルなフレーズなので、親しい間柄で使われます。さまざまなシーンで活用できるフレーズです。
5.What’s the matter?
“matter”は「問題」や「案件」などの意味を持つ単語です。
“What’s the matter?”は直訳すると「何か問題があるの?」という感じになります。カジュアルなニュアンスです。
相手の様子が普段と違い、何か気にかかっていることがあるのか尋ねたい時に使えます。
6.What’s the problem?
“What’s the problem?”もカジュアルに「どうしたの?」と聞く英語フレーズのひとつ
“problem”は「問題」「困難」などの意味を持つ単語です。
直訳すると「何が問題なの?」という感じになります。
相手の様子から「何か問題があるのかな?」と思った時に使えるフレーズです。
7.Is everything OK?
“Is everything OK?”は「大丈夫?」を表す英語フレーズとしてよく使われますが、「どうしたの?」というニュアンスもあります」
直訳すると、「全て上手くいってる?」という意味になります。
相手の様子が気になった時に、どうしたのかカジュアルに確認したい時に使えます。
ビジネスで使える「どうしたの」
続いてはフォーマルなニュアンスの「どうしたの?」をご紹介していきます。ビジネスシーンでも活用できます。
8.Is there any problem?
“Is there any problem?”は、フォーマルなシーンで使える「どうしましたか?」というニュアンスのフレーズです。
“problem”は、「問題」「困難」などの意味を持つ単語。
前にご紹介した、“What’s the problem?”よりも丁寧な印象のフレーズです。
上司や取引先の相手など、目上の方にどうしたのか聞きたい場合に活用できます。
9.Do you have any problem?
“Is there any problem?”と同様に、ビジネスなどフォーマルな場面で使われる「どうかしましたか?」というニュアンスのフレーズです。
直訳すると“Do you have any problem?”は「何か問題を抱えていますか?」となり、“Is there any problem?”は「何か問題がありますか?」となります。
10.Is there anything wrong?
“Is there anything wrong?”は、前にご紹介した“What’s wrong?”を、よりフォーマルにしたフレーズです。
目上の相手や上司などに対して使えます。
11.Is there anything bothering you?
“bother”は「悩ませる」や「嫌な思いをさせる」という意味を持つ単語です。
相手の様子を見て、何か困っていそうだったり怒っていそうだったりした場合に使えます。
フォーマルなシーンで使えるフレーズです。
英語で「どうしたの?」を伝えよう
英語の「どうしたの?」は相手の様子の深刻度や、状況に応じて相応しいフレーズがそれぞれ違います。
場面に合った「どうしたの?」を使いましょう!
文/まなたろう
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