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東日本大震災から14年、車内防災グッズと車内避難の有用性を考える

2025.03.11

2011年3月11日に発生した東日本大震災から今年で14年。

先日、この@DIMEで「あらためて見直したい災害対策のアイデア10選」を紹介したばかりだが、今回は”クルマというプライベート空間も災害時の備えのひとつになる”という視点で、自宅が被害にあっても、クルマが無事であれば使えるクルマの防災備蓄、クルマの緊急避難場所としての使い方をレクチャーしたい。

プライバシーが守れ、電力も確保できる避難場所としてのクルマ

まず、クルマの車内空間は、プライバシーが守れる、様々な機能を持った避難場所になりうるということだ。つまり、停電していても車載のラジオやテレビから情報収集をすることができるし、もちろん、エアコンも効く。災害時の命綱にもなりうるスマートフォンの充電だって可能だ。※ガソリン、ディーゼル車の場合は常に満タンを心がけたい。EV、PHEVは同じく満充電を。

ハイブリッドやPHEVであれば、AC100V/1500Wコンセント(標準装備またはオプション装備)によって、車内外で湯沸かしポット、簡易電子レンジ、照明、電気毛布などの家電品を使うことができる。USB type-C PD60Wクラスを用意すれば、ノートPCの充電も可能になる。

AC100V/1500Wコンセント

クロストレックストロングハイブリッドモデル

そしてシートのフラット化が可能な車種であれば、車内をエアコン、照明、ラジオ、USBソケット、TV搭載車ならTV付きの、まさにビジネスホテル並みの装備を揃えたプライベート空間、ベッドルームに変身させられるのだ。クルマの純正アクセサリー、または市販品のウインドー全周を覆うカーテンを用意すれば、さらに快適な空間となる。筆者はセイワの完全遮光マグネットカーテンと、暑い時期用のラディクール素材を使った楽らくマグネットカーテンラディクールを用意している。使わないときにはコンパクトに畳んで置ける使い勝手の良さも魅力だ。

セイワの放射冷却素材を使用した楽らくマグネットカーテンラディクール装着例

セイワの完全遮光マグネットカーテン

もちろん、災害は自宅にいるときに発生するとは限らない。運転中にも起こりうる。実際、筆者も14年前の3月11日、クルマの試乗の仕事でお台場、芝浦付近を走っていて大地震に見舞われたのだ。すぐにハザードランプを点灯させ、安全な場所にクルマを止め、ラジオのスイッチを入れ、情報収集。地震が落ち着いた後、自宅に戻ったのだが、それから2カ月近く、上下水道が使えない、計画停電もある状況に直面したのである。ちなみにクルマを運転中に大地震に遭遇した際、クルマから離れる必要がある場合は、クルマを安全かつ緊急自動車の通行の妨げにならない場所に止め、キーは付けたまま(置いたまま)ドアはロックせずに安全な場所に避難・・・することになるが、状況によっては車内での一時避難を余儀なくされる可能性もある。自宅で被災したときとともに、クルマが無事であることを前提に、やはり最小限の車内備蓄は欠かせない。実際、3.11以降、筆者の車内には、万一に備えた車内備蓄品を積載している。

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